グリンピースの後日談
- 公開日
- 2021/05/14
- 更新日
- 2021/05/14
給食
5月13日(木)の給食後、栄養士はある児童から「今日のグリンピースご飯おいしかったです。でも(担任の)先生が配膳の時に、小さい声で、−グリンピース少なめで-って言ってました!」という話を聞きました。
たしかに大人でも苦手な食べ物があるからなと放課後、その先生に
「〜って話を聞きましたよ!」と伝えると、
「そうなんです!(クラスの)子供は、私がグリンピース苦手なことを知っているから、みんな私が食べる様子をじっと見てて、あ!食べた!て反応してたんです〜」と子供の様子を教えてもらいました。
このエピソードは、面白いな、かわいいなと感じますが、少し見方を変えると、大切な食育の場面と言えます。
児童には普段から【好き嫌いをしないで食べましょう】と指導していますが、大人でも好き嫌いが無い人は少ないです。しかし、苦手なものも食べる人がほとんどです。それは、【好き嫌いをしないで食べるバランスの良い食事が、健康に良い】ことを知っているからです。
今回の件は、児童に【なぜ好き嫌いが良くないか】を示す大切な授業だったと思います。
児童は大人をよく見ています。「先生が食べているから、自分も苦手な食べ物を食べてみようかな」と背中を押されることも多々あります。
好き嫌いをせず食事が出来ると、食の幅も広げる事が出来ます。是非、ご家庭でも、お子様と一緒に苦手な食べ物に挑戦してみてはいかがでしょうか。
写真は、(左)塩ゆでしたグリンピースです。