1月29日
- 公開日
- 2024/01/29
- 更新日
- 2024/01/29
今日のおいしい給食
麦ごはん
いかのケチャップ和え
きゃべつと小松菜のレモン醤油和え
くじら汁
牛乳
学校給食週間4日目はくじら給食です。日本人はくじらをほとんど全身が食べられる「海の幸」として大切にしてきました。また、食用だけでなく、加工品にも利用されています。肉だけでなく、内臓・皮・尾・骨まで全てを捨てることなく利用するのは世界でも類を見ません。
今日の給食「くじら汁」は、クジラの本皮と野菜を一緒に味噌で煮た函館の郷土料理です。道南地域の正月料理で欠かせない料理でお正月が近づくと、大鍋に塩くじらと野菜を煮こんで作り、正月の三が日に食べるそうです。北海道では、タンパク源となるくじらは貴重な食材であり、厳しい冬を乗り切るために塩づけした塩くじらをつくり保存食としていました。栄養価の高い「くじら汁」は、極寒の北海道の冬を乗り切るためには欠かせない料理です。給食では臭みをとるため湯引きして使いました。コリコリとした食感を味わいながら貴重なくじらをいただきました。