岩五の給食◇1月24日〜30日は全国学校給食週間!
- 公開日
- 2024/01/25
- 更新日
- 2024/01/25
学校給食
先日の給食日記でも紹介しましたが、毎年1月24日〜30日は「全国学校給食週間」です。このことについて、生徒玄関から入ってすぐの給食室前の掲示板に掲載しています。
紙芝居形式でサッと・楽しく読めるので、ぜひ確認してください😊(こちらにも、下記にて文章部分を紹介します。)
1・写真1 左
明治22年、山形県 鶴岡市の大督寺に置かれた「忠愛小学校」のお坊さんたちが、お弁当を持ってくることのできない貧しい子どもたちのために、おにぎりなどの昼ごはんを出しました。
これが学校給食のはじまりと言われています。
2・写真1 右
しかし、昭和16年ごろ、戦争が激しくなったことで、食糧不足のために学校給食は中止されてしまいました。
3・写真2 左
やがて、戦争「第2次世界大戦」が終わりましたが、日本では食べるものに困り、痩せて栄養失調になった子どもたちがたくさんいました。
当時の子どもは、小学6年生が、現在の小学4年生くらいの体格だったそうです。
4・写真2 右
そのことを知ったアメリカのキリスト教徒や、アメリカに移り住んだ日本の人々が、「困っている日本人を援助しよう」と、「ラ・ラ」というアジア救済団体を作りました。そして、昭和21年から6年間にわたって、当時のお金で400億円分の脱脂粉乳や小麦粉などの救援物資を、200隻もの輸送船に乗せて、飢えに苦しむ日本の子どもたちのためにプレゼントしてくれました。
5・写真3 左
こうして、昭和21年12月24日に、東京・神奈川・千葉の学校で給食が再開されました。当時の代表的な献立は、トマトシチューと脱脂粉乳だったそうです。
6・写真3 右
現在は冬休みとの関係で、1ヶ月遅れの1月24日を「給食記念日」とし、その日から1週間を「全国学校給食週間」としています。
この1週間は、学校給食に携わっているたくさんの人々に感謝するとともに、食べることの楽しさや、食べ物の大切さを考える週間です。