岩五の給食◇5月1日(水)
- 公開日
- 2024/05/08
- 更新日
- 2024/05/01
学校給食
*献立*
・にら玉うどん
・牛乳
・もやしのぴり辛そぼろ和え
・抹茶と木の実のケーキ
年度当初の慌ただしさも落ち着き、あっという間に5月になりました。今日は”夏も近づく八十八夜~”の茶摘みの歌の一節でおなじみの「八十八夜」です。
いつも給食でも紹介している「二十四節気」は、じつは農作業の目安にするために中国で作られた暦なのですが、さらに季節の変化をつかむための目安として日本で補助的に作られた「雑節」という暦があります。八十八夜はそのうちのひとつです。
立春の日を一日目として数えて、ちょうど八十八日目にあたる日のことをいい、「八十八夜の別れ霜」という言葉があるように、八十八夜の頃になると霜がおりる日がほとんどなくなることから、霜の時期が終わる頃という意味があります。
また、”八十八”という漢字を組み合わせると「米」という漢字になることから、農業に従事する人にとって重要な日とされています。
このことから、元々は種まきや茶摘みなどの農作業の目安になる日なのですが、”この日に摘んだお茶は上等なもの”、”この日にお茶を飲むと長生きする”などといわれ、特にお茶とのかかわりが深い日です。
そんな日に関連して、デザートにお茶をひいて粉末状にした「抹茶」を使いました。ほんのり抹茶の風味がする仕上りでしたが……みなさんの口には合ったでしょうか?