「非日常」から「日常」へ

　学年劇「ユリの女王」への取り組みは、6月に役者・音響・照明・大道具・小道具の分担を決めたところまでさかのぼると、約3か月に及びました。じっくりと時間をかけたこともあり、今回の文化祭で、1年生はのびのびと明るく元気にたいへん良く頑張り、観客のみなさんに感動を与える劇と合唱を発表することができました。
　特に、一つの劇を作り上げるためには、舞台に上がる役者だけでなく、音響、照明、大道具、小道具というすべての役割が必要不可欠で、このうちのどれが欠けても成り立たないのだという大切なことを実感できたことと思います。演じきったあと、舞台に上がった役者だけでなく、1年生全員の表情がとても晴れやかで、輝いていました。
　来年の文化祭では、さらにみんなで協力して、今年みなさんが2年生や3年生の学年劇を観て質の高さに驚いた思いと同じような驚きを、来年の1年生に感じてもらえるといいですね。
　日々繰り返す毎日の生活が「日常」であるとすれば、運動会や文化祭、校外学習や宿泊行事、定期考査等は、「非日常」ということになります。この「非日常」である文化祭が成功したのは、いうまでもなく、「日常」がきちんと送れていたからにほかありません。基本的な生活習慣、早寝早起き朝ごはん、一時間一時間の授業を大切にすること、委員会や係の仕事の責任を果たすことなどがきちんとできていたということです。もちろん個々に見れば、まだ不十分な点はありますが、集団として、１年生の輝くパワーが発揮できているということです。ぜひ、このあとも「日常」を大切にしていってください。
地道(じみち)な「日常」があっての「非日常」の成功です。さて、次の「非日常」は何でしょうか。

〜文化祭実行委員のみなさんお疲れさまでした〜
　９月にスタートした文化祭実行委員会、それぞれの担当の仕事に力を尽くし、文化祭を成功へと導くことができました。困難なこともあったと思いますが、やり遂げたことを自信にしてください。
　
【お知らせ】
１１月８日（金）は、学納金（教材費、給食費等）の引き落とし日となっております。つきましては、口座への入金をご確認いただきますようよろしくお願いいたします。


来週の予定

１１月４日（月）振替休日
５日（火）平常授業（５校時と６校時が入れ替わります。）
６日（水）４５分×４（１カット、教員の研究会のため。）
７日（木）平常授業（５校時と６校時が入れ替わります。）
８日（金）平常授業　６食育指導
９日（土）学校公開　１授業　２道徳授業地区公開講座