学校日記

3学年だより 第34号 さぁ、これからだ!

公開日
2018/11/19
更新日
2018/11/19

お知らせ

 試験は終わったけれどさぁ、これからだ!

 2学期の期末考査そして第4回の学力テストも終わりました。ようやくホッとした人も多いのではないでしょうか。少しはゆっくりしてもいいかとも思います。しかしこれからまたギアをあげていく必要があります。実技教科ではまだ作品提出があったりしますが、今さら試験のやり直しもできません。それではこれから何をするのか。そんなことは言われなくてもわかっているはずですが念のため。
 これからまだ2学期は続きます。そしてまだ3年生で学習する内容はたくさんあります。もちろん入試は3年間の内容が試験範囲です。そのためにも今まで以上に授業を大切にしてほしいものです。時として(本当に何年間かに一人いるかいないかですが…)「もう内申は決まったので…」と授業態度が手のひらを返したように変わってしまう人がいました。本当に情けないし、寂しい気持ちになったことがあります。
 1年生から多くの行事を通して皆は『信頼』を得てきたと思います。その集大成が修学旅行でした。自分達で班を組んでの1日タクシ−行動。クラスの枠を取り払って自分の希望する体験学習。夜の自由時間等。それらは本当に『信頼』という言葉の上に成り立ってきたものだと思います。そして皆はそれによく応えてくれました。そのことをよく考えて今後の生活に生かしてほしいと思います。勉強の話に戻りますが、もう一度受験までの学習プランを見直した方がいいと思います。毎日思いつくままに勉強しても効果は薄いです。また塾に行ってるからいいやでは単なる受け身、やらされている勉強となってしまい、自分の弱点補強や志望校に対する勉強がおろそかになってしまいがちです。最終的な受験勉強はこれからが正念場です。
 都立入試7:3ですよね。当日の点数が7割を占めるのです。その点数はこれからの頑張りで、かなり上げることができます。『これから』です。約二週間後には三者面談が始まります。でもそれで進路が最終決定するわけではありません。あくまでも受験校を決定もしくは絞り込むだけであり、実際の入試は来年です。まだまだ実力を伸ばす時間はあります。自分の心がけ次第で有効な時間になるのか、無意味に過ごす時間になるのか決まってしまいます。1分1秒を惜しんでとまでは言わないけれど、1時間1時間、1日1日を大切にして頑張って取り組んでいきましょう。


●面接練習再開

 前回の三者面談中に校長先生にしていただいた面接練習てすが来週の火曜日からまた再開していただきます。前回までに実施していない生徒が対象です。前回までの生徒の話を聞いてみると「本当に緊張した」という生徒がほとんどです。でもそれが当然だろうし、緊張するのは良いことです。でも緊張のあまり自分の考えていること、思っていることが伝えられないということがあってはなりません。そのためにも練習していただいているのです。あまりに出入りや礼の仕方ばかりに気を取られて、肝心な部分がおろそかにならないようにしたいものです。少なくとも志望動機、将来の夢(希望)、自分の長所は必ず言えるようにしましょう。そんな中ですが、あまりに安易すぎる回答をするのも、どうなんだろうかという例がありました。

『今日ここまでどうやって来ましたか』
 (1)「自転車で来ました」
 (2)「親に車で送ってもらいました」

 自転車で受験校に行くことは、どこの学校でも禁止されています。たとえ合格後はそのつもりでも説明会や入試、手続き等は公共の交通機関を使用するのが当たり前です。
 また考えてもいなかった質問に対しては一呼吸入れ、よく考え答えましょう。わからない場合はごまかさずに(黙ったり、適当は厳禁)正直に「わかりません」「もう一度お願いします」と言いましょう。
 本当に貴重な経験です。校長先生に感謝の気持ちをもって面接練習に臨みましょう。