学校日記

3学年だより 第32号 考えられますか?

公開日
2018/11/09
更新日
2018/11/09

お知らせ

 三者面談、校長先生による面接練習が続いています。特に校長先生の面接練習に臨んでいる人達は本当に緊張した表情で廊下の椅子に座り、面接ガイドブックとにらめっこ状態です。何度も深呼吸を繰り返したり、ため息をついたり。また三者面談後下校する時の表情も様々で、これからもっと頑張ろうと意欲に満ちた顔、どうしようと落ち込んだ顔、次の試験次第だと緊張感のある顔…。どちらの場面も受験生としてよくある状況です。多くの人が前向きに取り組んでいます。
 しかし、先日ある高校の先生が訪ねてきてくれました。

『先日〇〇さんが本校の説明会に来てくれ個別相談を受けられました』
「それはありがとうございました。○○はどうでしたか?きちんとしてましたか?」
『それが化粧をしてました』
「えっ、……(しばし言葉が出ず)、申し訳ありませんでした」
『本校は生活指導、校則は厳しいと伝えておきました』
「本当に申し訳ありませんでした」(ただ謝るしかない)

『 』と「 」、どちらが高校の先生で、どちらが瑞江中の先生の言葉かわかりますよね。
 考えられません。こんな話を聞かされたのは初めてです。何を考えているのか!おそらく、その高校の先生は(瑞江中は指導していないのかな、それとも言っても聞かない生徒が多いのかな、心配だな)と思ったのではないでしょうか?もし、その高校を第一志望にしている生徒が他にいたらどう思いますか?責任とれますか!たった一人の軽率な行動で瑞江中全体の印象が決まってしまっているのです。あまりに軽率すぎる。そして無責任な行動だと言わざるを得ません。

 他にも何度も注意をされているのに目立たないように化粧をしている生徒がいます(気づかれないと思っているのか…)。何度言われても授業中に寝てしまう生徒がいます。休み時間などに大声をあげている生徒がいます。男子数人でここにはみっともなくて書けないような悪ふざけをして恥ずかしげなく喜んでいる生徒達がいます。早く帰った後、大勢で公園で遊んでいる人がいます。先に書いた面接や面談に臨んでいる様子とは真逆です。何のために、誰のために保護者の方、先生方が色々考えているのか?前回も書きましたが、自分のための進路です。誰かがやってくれる、どうにかしてくれる、何とかなる…あまりに甘く考えていませんか!
 もちろん大部分の生徒は自分の進路に対して真剣に向き合っています。でも全員が前向きに取り組んでほしいのです。そのためにも今『楽しい』と思っていることが『本当の楽しさ』なのか。もう一度考え直してほしいものです。


●受験写真・卒業アルバム写真撮影

 これから受験写真を撮影します。毎年のことながら女子に時間がかかってしまいます。受験写真で入試に有利に働くことはありません。
 しかし不利になる可能性は大です。最低限、眉、目が見える状態で撮影するのが当たり前です。長すぎたり目にかかったりする場合には、しっかりピン等で留めておきましょう。男子も長すぎる髪の毛に注意です。格好つけて、いざ入試の際に不利になったらどうしますか?試験が終わった土、日などを利用してさっぱりとしておきましょう。大事な大事な受験写真です。
 そして次には卒業アルバムの個人写真の撮影です。こちらは受験写真と違って笑顔で撮影できるといいですね。でも時としてあまりにふざけた写真を撮ろうとする人がいます。一生残ってしまうものです。
 自分の宝物になります。よく考えて卒業アルバム写真の撮影に臨んでください。