◆◇事前学習、進んでいます◇◆
　先週始めに体験先がわかり、期待と緊張感と現実味が増してきたチャレンジ・ザ・ドリーム。今週は事前学習が本格的に進みました。
　月曜日には今後の指導を担当してくださる先生や同じ事業所に体験に行くメンバーがわかりました。今後の活動は同じ事業所のメンバーと協力して進めていくことになります。
　相談週間が終わった後の１２月１６日（金）の午後は、ご挨拶と打ち合わせをするために、生徒たちだけで事業所に事前訪問に伺うことになっています。今週はその準備として、（１）瑞江中学校から事業所までの経路・交通費を調べ、（２）事前のアポイントメント（面会予約）をとるためにどのように電話をかけたらよいか学び、（３）実際に班長が電話をかける、という作業を行いました。アポイントメントのための電話など、今までは大人が代わりにやってくれていたことも自分たちでやらなければなりません。初めて体験する人がほとんどですから、緊張しないはずがありません。でも必要以上に怖がるのではなく、社会人になる練習だと思って、適度な緊張感と勇気をもって取り組んでほしいと思います。

≪道徳地区公開講座がありました≫
　１１月２６日（土）に「道徳地区公開講座」が行われました。今年の２年生は「社会正義について自分なりに考える」をテーマに、３クラスとも同じ教材（下の写真）を使って授業が進められました。
　「ハゲワシに命を狙われている、飢餓に苦しむ少女」を見て写真を撮った報道写真家ケビン・カーター氏の行動は正しかったのか、それとも間違っていたのか。一人一人が考えた後、４人組になり意見を交換する話し合いを行いました。写真が発表された当時（1993年）も賛否両論あった正解のない問いに、どのクラスの生徒も頭を悩ませ、一生懸命に考えてくれました。ワークシートにも、自分の意見をびっしりと書いている人が大勢いました。
　その後は多目的室で講演会が行われ、平成２７年３月から「特別の教科」となった道徳について、講師の先生からお話がありました。ご参加下さった保護者の皆さま、ありがとうございました。

【生徒の感想から】
・私はやっぱりこの写真を撮ったのは間違いだと思った。この写真を世界中の人に知ってもらってこの状況を知ってもらうのもいいけど、やっぱり人としてやるべきことを最初にする、この少女を助けるべきだったと思いました。
・（班の友だちの）意見を聞いて、反論する意見もあれば正論だと思う人もいましたが、私にとっては疑問が湧きました。人間らしさとは何だ、人間らしいとはどういう意味なんだ、と思いました。
・世界中の人に伝わり、この国の人びとは助かったかもしれないから、写真を撮ってよかったと思う。この少女も辛そうで助けてあげたいという気持ちもわからないではないけれど、新聞に載ったおかげで状況がつかめたと思う。


★☆相談週間が始まります☆★
　来週の月曜日から相談週間（三者面談期間）が始まります。１人１５分と短い時間ですが、（１）学校生活について（学習面、授業態度、提出物、家庭学習、部活など）（２）今の悩み・困っていること （３）進路について等を話題にできればと思います。その他にお話しされたいことがあれば、遠慮せずに担任に伝えてください。
　また部活動がない場合、家に帰ってからの時間が長くなると思いますが、原則15時30分までは家庭学習の時間です。ぜひ2学期の復習を進めてください。

●○パソコンを使った補習があります！ぜひ参加を！○●
　また８日（木）・９日（金）の２日間は、放課後にEラーニングソフトを使った補習（ラインズ補習）が予定されています。ご家庭でもインターネットがつながるパソコンを使って使えるソフトです。小学校レベルの教材からゲーム感覚で復習できますから、勉強が苦手な人には特におすすめです。冬休みに学習面を基礎から見直したい人は必見の補習です。ぜひ積極的に参加して下さい。

☆来週の予定☆　
１２月　５日(月)　１時間目カット　４５×５　学年朝礼　
　　　　　　　　　相談週間始　　
　　　　６日(火)　４時間目カット　４５×５　相談週間　
　　　　７日(水)　５時間目カット　４５×４　相談週間　
　　　　８日(木)　４時間目カット　４５×５　相談週間
　　　　　　　　　ラインズ補習
　　　　９日(金)　５・６時間目カット４５×４　相談週間
　　　　　　　　　ラインズ補習