学校日記

給食 12月13日(火) 「すす払い」の日・郷土料理「新潟県」

公開日
2022/12/13
更新日
2022/12/13

今日の給食

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本日のメニュー

 麦ご飯
 牛乳
 鮭のさざれ焼き
 小松菜と油揚げの煮びたし
★くじら汁
 夢オレンジ

 今日は、「新潟県」の郷土料理です。
「新潟県」についての資料を配布しましたので、ご覧ください。
 今日も嬉しいことに「食べ残し0」のクラスと「あと一口で食べ残し0」と惜しいクラスがありました。

▼ 新米ご飯(コシヒカリ)
 コシヒカリは、1944(昭和19)年に新潟県農事試験場で、農林1号と、農林22号をかけ合わせてつくられました。農林1号は味は良いが病気に弱く、農林22号は病気に強いという特徴を持っていたため、その両方の長所を生かそうとしたのです。こうしてできた越南17号と呼ばれる品種は、その後、福井県で10年近く研究され、再び新潟に里帰りしました。越南17号は味もよく、収穫も多かったのですが、くきが長く倒れやすいという欠点があったため、さらに改良がすすめられました。こうして1956(昭和31)年に新品種として誕生したのが「コシヒカリ」です。コシヒカリの名は「越の国に光り輝く」ことを願ってつけられました。初めの頃は栽培が難しいと敬遠されていましたが、根気よく育てたのが南魚沼の農家の人々でした。新潟の気候と風土がピッタリと合ったことから、日本一おいしいコシヒカリとなりました。ここから日本各地に広がっていき、「コシヒカリ」は全国ブランドになっていきました。

▼ 鮭のさざれ焼き・小松菜と油揚げの煮浸し
新潟県・村上市には、世界で初めて鮭の増殖に成功した川があります。
村上市でとれた鮭は、他県にはあまり出回っていませんが、新潟の正月には欠かせない食材です。
 また、長岡市・栃尾地区には「栃尾のあぶらげ(油揚げ)」という、厚さが3cmもある、ぶ厚い油揚げがあります。ご当地グルメとして親しまれていて、全国的にその名が知られています。

★くじら汁
 12月13日は、「すす払い」です。
すす払いとは大掃除のことで、みんなで気持ちよく新年を迎えるための大仕事です。江戸時代頃から、「すす払い」を行い「くじら汁」を飲むという習わしがありました。くじら汁には、なかなか手に入らないニタリクジラの皮を使います。クジラの皮にはあぶらが多いのですが、DHAやEPAという健康や美容によい脂肪酸が大変多く含まれています。魚のあぶらと同じように血液をさらさらにしてくれる体にやさしいあぶらです。