学校日記

×(バツ)は挑戦者の勲章

公開日
2020/05/14
更新日
2020/05/14

できごと

 『誰も失敗したいとは思いません。ですが,ゲーマーたちは,プレイ時間の80%を失敗に費やしています。 〜中略〜 彼らは本当に失敗を楽しんでいるのでしょうか?答えはイエスです。彼らは失敗してもがっかりしません。むしろ興奮したり,興味をもったり,そして何より楽観的な気持ちにさせられるのです。』
「幸せな未来はゲームが創る」ジェイン・マグゴニガル より引用


こんにちは北川です。今日のテーマは「間違い」です。
子供たちの大多数は間違うことを嫌います。これは,学年が上がるほどその傾向が顕著になると感じます。場合によっては,間違うことを恐れ,挑戦することすらしなくなってしまうケースも見られます。

 しかし,学習や運動に(そしてゲームにも)失敗や間違いはつきものです。どんな学問や研究も,先人たちが生み出したたくさんの失敗の上に進歩が生まれてきました。だからこそ,失敗や間違いの価値は伝えていかなければならないと思います。

その時にどんな声かけをするのか。これがとても大切だと思います。間違えた時の対応が,失敗や間違いに対するイメージを形成していくからです。学校でも毎日,そうした場面に出会います。

自信満々の回答が間違いだと分かった時。
みんなの前で思わず失敗した時。
素直に「わかりません」といった時。

そういう時の切り返し方,対応の仕方をたくさんもっておくといいと思います。
いくつか例を紹介してみます。

・バツは挑戦者の勲章です。
・間違った人は,何もしない人よりも10倍賢くなります。
・間違いは人助けになります。同じ間違いをした人がクラスにもいると思います。
・今の発言はいいヒントになりますね。
・失敗は成功の母ですよ。
・これで正解に一歩近づきました。
・何回も間違えると,正解したときの喜びが一層大きくなりますね。
・たくさん失敗したほうが,絶対に上手になります。
・大切なテストではなくて,今まちがえてよかったですね。ツイてます。
・間違いは進化のタネだよ。大切にしてください。
・わからないことが分かるようになるから,勉強は面白いんです。大丈夫,この後ちゃんとわかるようになります。
・間違って,失敗して賢くなっていくんです。それが勉強です。

いかがでしょうか。失敗をネガティブなことではなく,ポジティブに考える。使ってみてください。そして,いいアイディアがあれば,ぜひ教えてください。

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