どちらが効果的な褒め方?
- 公開日
- 2020/05/11
- 更新日
- 2020/05/11
できごと
A「頭がいいね。」
B「よくがんばったね。」
例えばテストでいい点を取った時に子供を褒めるなら,どちらが効果的だと思いますか?
実は,効果的なのはBなのだそうです。
Aは「才能や能力」を褒めています。Aのような褒め方を続けると,子供は
「良い成績を取れたのは,才能があるからだ。」
と思うそうです。これは逆を言うと,悪い成績を取った時には,
「才能がないからだ」→「だから努力しても無駄だ」
という思考に陥る可能性があります。
Bは努力を褒めています。このような褒め方を続けると,
「良い成績を取れたのは,努力したからだ。」
と感じます。すると悪い成績だった時には
「努力が足りないからだ。」→「だから努力すれば克服できるはずだ。」
という思考になるのだそうです。
子供を褒めるときには,
「あなたには才能があるのよ」「あなたはやればできるのよ」
ではなく
「今日は1時間も勉強できたんだね。」「あなたが頑張ってくれて,私は嬉しいわ」
など具体的に達成した内容を挙げたり,アイメッセージで気持ちを伝えたりすることが大切だということです。意識したいですね。