宿題革命! その4
- 公開日
- 2020/05/08
- 更新日
- 2020/05/08
できごと
休校期間がさらに延長になってしまった。だけどこの期間、けテぶれ学習を進めて「自分で学習する力」をつけられた人は、一生の宝物になる。今がんばってレベルアップするのか、サボってしまうのか。差をつけるのか、つけられるのか。自分次第だ。がんばろう。そして何より、楽しんで!
●前回のミッション●
「まちがえた問題を下の5つのパターンで分類し、「ぶ」に書く」
1 問題の意味がわからなかった
2 問題をしっかり読んでいなかった(ケアレス)
3 解きかたがわからなかった
4 わかっていたのにまちがえた(ケアレス)
5 時間切れ
テストをして間違えた問題、苦手な問題を分析することができただろうか。ミッションがクリアできた人、おめでとう!またレベルアップだ。さあ次のミッションへ!
〜工夫して練習する〜
「計画」でその日のめあてをたて、「テスト」で自分のレベルをはかり、「分析」でなぜまちがえたのかを考えられたら、最後は「練習」。苦手をのりこえられるように、練習方法を選んだり考えたりして、苦手を克服(こくふく)しよう。さながら、ゲームで一度負けた敵を倒すための練習や、レベル上げのようなものだ。
間違えた問題をひたすら練習!何度も書く!もちろんそれもいい。だけど、練習の仕方にはいろいろな工夫をすることができる。例えば僕が担任したクラスでは漢字の練習をするのに、「苦手な漢字を絵で表してみる」「4コマまんがにしてみる」「書き順を確認する」「意味調べをする」「自分のめあてをクリアしたらシールをはる」「家族や友達に教えてみる」などの方法がでてきた。
みんなも楽しく正しく勉強ができるように、自分なりの方法を考えてみよう。
●ミッション4●
「3つ以上の「練習」方法を考え、実際にやってみる」
自分にはどんな勉強のしかたが合っているのだろう。それは人によって違う。楽しみながらできる方法、自分に合った方法を探してみよう。はじめはうまくいかなくてもいい。「この方法は自分には合っていないな」ということが分かったということも、立派な成長だ。
そして自宅学習では難しいのが「うまい人のまねをして学ぶ」ということ。絵がうまくなりたい人も、ゲームが強くなりたい人も、上手な人のまねから入ると思う。勉強も同じで、上手な人のやり方をまねすることはとても大切だ。
他の人がどんな工夫をしているか見てみたいという人は、「けテぶれ通信オンライン」というサイトに紹介されている。ぜひ参考にしてほしい。では、今日はここまで。繰り返し言うが、楽しんで!!
けテぶれ通信オンライン
https://www.instagram.com/ketebure_online/
引用・参考文献
「けテぶれ 宿題革命」葛原祥太 (学陽書房)