学校日記

校長室から<平成27年2月>

公開日
2015/02/19
更新日
2015/02/19

校長室から

校長室から 2月
校長  豊 田 純 子

 雪国に行ってきました。6年生のウインタースクールです。3泊4日の宿泊行事。
行き先は新潟県魚沼市。出発日は2月13日でした。気象情報によると、新潟は大雪・吹雪の模様。いったいどの位降るのだろうか、期待と心配が入り混じった気持ちで東京を後にしました。
 トンネルを抜けると一面の雪景色。バスの中に歓声が広がりました。いやがおうにもワクワクした気持ちがふくらみます。バスが進むにつれ雪は深くなり吹雪いていたため、進行方向の視界も遮られた感じになってきました。バスはゆっくりゆっくり進みました。

 さあ、子どもたち。雪国での生活の始まりです。二日目は雪上運動会や雪遊びをたっぷり楽しみました。長靴の中が冷たくても、吹雪が頬に吹き付けても、誰も遊びを止めません。ほんとうに楽しかったのですね。大自然の中で子どもたちの表情は輝いていました。三日目のスキー教室を楽しんだのは言うまでもありません。子どもたちの上達は早く、初心者グループでもどんどんリフトに乗って山の上へ行きました。ここで嬉しい言葉が。スキー教室の校長先生から「江戸川区の子どもたちは反応が素直でかわいい!」と誉めていただいたのです。教え方が上手なので、説明をよく聞き上達していきました。
 四日間で目を見張ったのは、食生活もあります。魚沼産のコシヒカリは無条件においしく、何杯おかわりをしても足りない様子でした。子どもたちがおかわりにズラーっと並ぶ様子は壮観。気持ちのよいものでした。間食はなし。テレビもゲームもない生活。あるのは大自然と友達との共同生活のみ。とってもよい体験になりました。

 帰校式で、この宿泊行事から持ち帰ったものは、「たくましさ」と「優しさ」と「一体感」と話しました。50名を超えるお迎えの保護者の方々にもぜひお伝えしたいと思ったからです。宿泊行事から帰ってきた我が子を見てください、と。6年生は、あとは「卒業」に向かってまっしぐらです。きっとよい「卒業」になることをこの四日間で確信しました。

 バスが校庭に入った時、子どもたちが「我が家だあ。」と口々に言いました。江戸川小学校をそう思っていることがなんだか嬉しくなりました。



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