学校日記

校長室から<平成26年2月>

公開日
2014/02/28
更新日
2014/02/28

校長室から

校長  豊 田 純 子

 今年の東京は、いつにない大雪に見舞われました。一夜明けたら一面の雪景色。子どもたちのはしゃぎようをご想像ください。どんなにわくわく嬉しかったことでしょう。雪合戦・雪だるま・かまくら作り等、思い思いに雪の世界を楽しんでいました。子どもたちにとって、日常とは異なる大自然にふれたことは、貴重な体験となったことと思います。
 
2度の大雪のために、持久走大会が延期になったり、ウインタースクールの出発が当日朝まで危ぶまれたり、学校行事の運営にも少なからず影響が出たのも事実です。でも、そのような条件もプラスにかえ、お陰様で諸行事を実施してこられました。(ウインタースクールにおける6年生の成長した姿は、「学校だより3月号」にてお知らせします。)
 
そのような大雪の翌日。2月9日の日曜日に、PTAOB会の方々のお力で校庭の藤棚の整備が行われました。本校自慢の藤棚です。3時間にも及ぶ熱心な作業で皆さん汗だく。江戸小の藤棚は、このようなPTA0B会の方々のご尽力によって、毎年きれいな花を咲かせているのですね。藤棚は一つの例です。秋の玄関を彩る菊作り・毎下校時の見守り・読み聞かせや学校図書館の整備・金管バンドの指導等、多岐に亘る「学校応援団」の方々のお力添えにより支えられていることに、感謝の思いでいっぱいです。
 
さて、雪の日の藤棚から切り落とされた枝に小さな小さな芽を見つけました。春には花開く小さな芽たち。冬の厳しい寒さの中でも、エネルギーを蓄えていく生命の力強さが、なんとも言えず嬉しくなりました。
 
今、子どもたちも、春の進級に向けての力を蓄えています。暖かい春が、もうそこまで近づいてきました。待ち遠しい春です。