福岡県の郷土料理から
- 公開日
- 2021/12/10
- 更新日
- 2021/12/10
給食
今日の給食は福岡県の郷土料理から献立を組みました。
「タラの明太焼き」「揚げさつまいもの和えもの」「水炊き」「くろがね羊羹」と「ごはん」「牛乳」です。
明太子の発祥は福岡県ですが、明太子が生まれるきっかけとなったのは、朝鮮半島で作られていた「明卵漬」と言われています。スケトウダラの卵巣を塩と唐辛子、ニンニクや胡麻などと発酵させたものです。卵巣の代わりに内臓を使って付けたものがチャンジャになります。また、揚げさつまいものは、熊本県ではサツマイモのを太め切り、小麦粉をまぶし卵を絡ませてあげたものを「がねあげ」と呼びます。塩をを変えたり衣の砂糖を入れてあげたりしていただきます。
さらに、「くろがね羊羹」は、大正時代、北九州の八幡製鉄所で働く従業員の栄養補給のために作られたものです。くろがねとは黒い金属を意味し鉄を指しています。ちなみに、あかがねは銅、こがねは金、しろがねは銀をさします。
このほかに、鶏肉をつかった水炊きなど、福岡県の郷土料理を給食にして提供しました。