出汁はとるもの、それともひくもの?「手作りパンの日」
- 公開日
- 2021/06/03
- 更新日
- 2021/06/03
給食
今日は「手づくりパンの日」です。インドやパキスタンなどで作られる「
学校の給食は昼食用として提供する以外に、食育の学習としても位置付けています。給食で使い食材や調理、献立や食事のマナーなど、年間を通して計画的に学びます。ホームページでは「今日の給食」として献立を紹介してしていますが、これも食育の一環として行っているものの一つです。
さて、和食や洋食では、野菜や魚、肉や加工したものを煮炊きをしてうま味を抽出し調理します。このうま味を「出汁(だし)」と呼んでいます。ところで、出汁はとるもの、それとも、出汁はひくものなのでしょうか。
正解は、いかに…
昆布や鰹節、いりこなど、自然のうま味を自然に引き出すことから「出汁をひく」と言います。あまりぐつぐつとに出したりすると、うま味以外のえぐみや雑味などが出てきやすくなります。
これに対して、牛や豚・鶏などの動物の骨などからうま味を抽出する場合、「出汁をとる」と言います。動物の骨は長い時間をかけて煮炊きをすることでうま味が取り出されます。
今では、「出汁をとる」が一般的ですが、言葉の由来を調べてみると思わぬ発見があるかもしれません。
出典:「日本食べ物用語辞典」