今日5月30日は、江戸川小学校の開校記念日です。
1968（昭和43）年4月に開校した本校は、校舎こそあるものの、体育館やプールはなく校庭も未整備のままでした。そのため、開校当初の子どもたちは不自由な思いをしながらの学校生活であったと思われます。
本校の西玄関には「地域と共に」のスローガンが掲げられています。これは、完成半ばでスタートした本校で学ぶ児童のために、当時の保護者や地域の皆様が資金を調達しながら、現在も残る藤棚や観測池、岩石園、学校田、学校樹などを寄付や整備に尽力していただき、まさに「地域と共に」に児童が学ぶ教育環境を整備してきたことが由来になっています。

さて、この日が開校記念日になった由来とは何でしょうか。
開校から１年後、未完成であった体育館やプールが完成し、肯定も整備されました。また、校章や校旗も決まりましたが、校歌だけはない状態が続いていました。
1969（昭和44）年5月30日「校舎施設完成記念式」が行われ、この日に合わせ「江戸川小学校歌」が誕生しました。そのため、校歌が制定された日を開校記念日と定めました。

今はコロナ禍のため、校歌を歌うことができません。1日も早く新型コロナウイルスが終息し、声を出して校歌を歌える日が来ることを願っています。