学校日記

校長室から<平成28年9月その4>

公開日
2016/09/27
更新日
2016/09/27

校長室から

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 先週末からやっと秋晴れの爽やかな日が続くようになりました。今週の朝会講話です。
今回は、朝会後の子どもたちの感想ものせることにします。

平成28年度9月その4 
「秋 分 の 日 に」
平成28年9月26日(月)

おはようございます。今日は、先週の「秋分の日」についてお話をしようと思います。「秋分の日」というのは、季節の分かれ目の日です。ちょうど昼と夜の時間が同じになると言われています。一日は24時間ですから、だいたい12時間位になりますね。これからどんどん昼の長さが短くなって、暗くなるのが早くなっていくことでしょう。
お彼岸とも言います。先日の給食では、おはぎが出ておいしかったのも思い出されますね。「秋分の日」にお墓参りに行った人もいるのではないでしょうか。手を挙げてみてください。たくさんいますね。
さて、お墓には誰が入っていますか。そうですね。
亡くなってしまった方々が入っています。
一度亡くなってしまった人は戻ってきますか。( 間 )戻ってきません!
皆さんのやっているゲームでは、生き返ることがあるかも知れませんが、一度死んだ人間は二度と生き返ることはないのです。
生きるということは、死ぬということは、リセットできないことなのです。
もちろん、亡くなってしまった方々も、大切にしている人たちの心の中にずっと生きているということは、たくさんあると思います。むしろその方が多いかもしれませんね。
 今日は「秋分の日」にちなんで、今ある「命」を精一杯生きてほしいという願いをこめて話しました。お話を終わります。

≪朝会後の子どもたちの感想より≫
〇人はいつか死ぬ。生き返ることはできない。ぼくのひいおじいちゃん・おばあちゃんは亡くなっている。命は大切なもの、大事にしなければ。
〇人は一つずつ命をもって生まれ、そして、その命が尽きる時、人は死んでしまうのだなと、僕は思った。だから、これから先命を大事にしよう。
〇校長先生の話を聞いて、僕は自分が墓に入った時、息子や孫に来てほしいと思った。
〇僕はお墓に行ったことがある。お墓に行くときは、ドキドキと悲しみと苦しみが誰にでもあると思う。
〇お墓での掃除は一番すっきりする。僕は、先祖たちの分も生きたいとそこで思った。
〇僕の祖父は小学校低学年の時に亡くなった。僕は低学年だったので、「死」を知らなかった。心の中で悲しんだ。今、高学年になって、「死」の意味を知った。
〇私のおばあちゃんは、私が生まれる前に亡くなってしまったそうだ。まだ会ったことがないけど、お墓参りに行ったら「お母さんを産んでくれてありがとう。」って伝えたい。