校長室から<平成27年9月>
- 公開日
- 2015/09/07
- 更新日
- 2015/09/07
校長室から
区水泳大会が終わりました。5年生の子どもたちの奮闘ぶりは、HP速報でお知らせした通りです。今日は、この水泳大会を通して、子どもたちの心がどのように成長したのかということをお伝えしたいと思います。
「ゴールに着くとみんなの声が聞こえてうれしかった。」
これは、今夏初めて25m泳げた女の子のゴール直後の声です。このような声が嬉しいなあと思うのです。この女の子にとっては、この水泳大会は自分に自信をつける大きなチャンスになったはずです。水泳は得意な子どもたちばかりではありません。水泳大会当日をドキドキしながら迎えた子どもたちもいたはずです。でも、自分の気持ちに勝って泳ぎ切りました。
泳ぎの得意な子たちの心の中もまたいろいろ動きました。
「すがすがしく、気持ちがよかった。」
「悔しく、そして嬉しい水泳大会でした。」
「がんばったので悔いはありません。」
「本番で自己ベストを1秒縮められた。みんなの応援のお陰かな。」
全員がこぼれるようないい笑顔をしていました。今回経験したすべてのことが成長につながると確信しました。
応援もまた頑張りました。
「私は声の限りに応援しました。そのかわり、私が泳いでいる時にもたくさん応援してもらいました。」
「江戸小が出ない時も、みんなで応援し合いました。」
そして、家に帰って皆一様におうちの人からほめてもらっています。
「自分の力を出し切って、三位になったよ。」
という息子と大喜びするお父さんとお母さん。
娘の健闘を聞いて、ただただ泣いてしまったお母さん。
それらの気持ちがとってもよく分かりました。
教職員も揃いのシャツを着て、皆5年生の奮闘を応援しました。