・鳥ごぼうおこわ
・焼きししゃも
・かみかみ和え
・すまし汁
・柿

とり肉とごぼうを甘辛く味付けした最強コンビを、煮汁とだしで炊いたおこわは、ついつい食べ過ぎてしまうほどのおいしさです。
大分県の吉野の郷土料理で鳥飯がありますが、材料はとり肉とごぼうと米だけ。
代々お嫁さんに受け継がれる家庭料理でもあるそうです。
なかなか味が真似のできない料理ですが、今日のご飯は少しでも近づけるように色々な工夫をし、給食ならではの具材を使い作りました。

新登場のかみかみ和えは、さきいかが入っています。
かめばかむほどに味がして、歯ごたえもおいしい和え物ができあがりました。

一年に一度の登場の柿。
思わず口から出してしまいたくなるほど渋い柿がありますが、その渋さはタンニンが口の中で溶け出しているからです。
干し柿は軒先きにずらっと吊るされて、寒風にさらされることで渋みがとれ甘みが増します。
日本の風の風景のひとつになっています。
今日の柿は富有柿という品種で、完全甘柿の代表品種です。
生産量は市場の半数以上を占め、原産は岐阜県で、１８５７年から栽培されている歴史の長い柿です。
形はふっくらと丸みがあり、果皮はオレンジ色。
果肉はやわらかくて果汁も多く、甘みが強いのが特徴です。日持ちは良く１０月下旬頃から出回ります。
季節の食材を食べることは食育にとても大切なことです。
今日も残さず食べてください。