3年生へ向けて、環境問題の発表会を行いました。自分の興味関心があるテーマを選び、4人程度のグループを組んで調べ学習を行ってきました。今回は本だけで情報を集めるのではなく、インターネットを使っての情報収集にも取り組みました。回を重ねるごとにタイピングも上達してきました。また、集めた情報のまとめ方もグループごとに工夫しました。視覚的にわかりやくするために、写真や図を取り入れたり、3年生にも楽しんでもらえるようにクイズを取り入れたりしました。「時間が決まっている中で、大切な情報を伝えるにはどうしたらよいのか」「聞きやすい発表というのはどういうものだろうか」ということも考えながら、発表の練習を重ねました。
　ついに発表会当日。4年生は緊張感と期待感でいっぱいの様子でした。聞いてくれる人がいない中で練習を続けてきたので、目の前で3年生が熱心に発表を聞いてくれるのは嬉しいようでした。3年生からの質問にも、一生懸命受け答えていました。
　発表会を終えた4年生は、口々に感想を呟いていました。「〇〇さんの発表の仕方、すごく上手だったよ」と友達の頑張りを称える声や、「1年前は聞く側だったのに、ちゃんと発表会できたね」といった安堵の声が聞こえてきました。
　今回の学習では、問題を知って終わりにするのではなく、その問題を自分たちのこととして捉え、「自分たちにできることはどんなことがあるのか」考えていくことにも重点を置いてきました。学習を通して一人ひとりが考えたことをもとにしながら、持続可能な開発目標（SDGS）を目指して、自分たちにできることを考えて生活していってほしいです、