魚沼林間学校に行きました。
　５年生全員での宿泊行事とあって、１学期から係ごとに準備を進めてきました。初めての宿泊学習でしたが、子供たちは責任をもって行動することや仲間と協力することの大切さを学びました。

＜１日目…ＪＡ雪室見学　飯ごう炊飯　星空観察　打ち上げ花火鑑賞＞
　魚沼に着いて最初は、「ＪＡ雪室倉庫」（雪を使ったお米貯蔵庫）の見学でした。雪が多い土地の特色を生かした、「雪室」の仕組みについての説明を聞き、実際に倉庫の中の見学をしました。子供たちは大量の雪と涼しさに驚いていました。
　午後は、地元の方に教えて頂きながら、班ごとにカレーライスを作りました。材料を切ったり、火をおこしたり、声を掛け合い、協力しながら頑張っていました。自分達で作ったカレーライスの味は格別だったようです。
　夜は、キャンプファイヤーを予定しておりましたが、時間の関係で２日目の内容と変更し、１日目に宿舎の前で星空観察と打ち上げ花火鑑賞をしました。きれいな星空、花火に大歓声が上がっていました。

＜２日目…民家訪問　米袋作り　キャンプファイヤー　※ウォークラリーは中止＞
　本来はウォークラリーも予定しておりましたが、報道もされていたように予想を超える厳しい暑さの中、子供たちの体調を考え、中止としました。
　宿舎で米袋を作りました。思い思いのメッセージや絵をたくさん描き、オリジナルの素敵な米袋が出来上がりました。
　民家訪問では、班ごとに地図を頼りに訪問先のお宅まで行きました。農業や寒い土地でのくらしの様子などたくさんお話を伺いました。話を聞き、熱心にメモを取っていました。
　夜は、お楽しみのキャンプファイヤー。レクリエーション係の児童が準備、進行を行いました。運動会で踊った七小ソーラン、ゲームやフォークダンスといった盛りだくさんな内容でした。大きな炎を囲み、声がかれるほどみんな大盛り上がりでした。

＜３日目…味噌作り体験　お土産＞
　地域の方々にご協力頂き、味噌作り体験をしました。「手前みその唄」を教えてもらい、みんなで歌いながら楽しく作りました。大豆を細かく潰すのが難しかったようですが、班のみんなで協力しておいしい味噌ができるように頑張っていました。
　林間学校の最後はお土産屋さん。道の駅「深雪の里」でお土産を買いました。お小遣いを握りしめ、３日間の楽しい思い出を振り返りながら、家族に一生懸命お土産を選んでいる姿が印象的でした。
　
　２泊３日の林間学校は、慣れない環境でいろいろ戸惑うこともありましたが、たくさんの貴重な経験をし、友達と仲を深め、学びの多い３日間でした。この林間学校で得たことを、今後の学校生活に生かして欲しいと思います。