一週間延期された遠足、前日の子供たちは「先生、明日も雨だったら中止?」と不安気な様子でしたが、先生たちは「大丈夫、降らないから行けるよ。」と励ましました。当日は見事に暑くも寒くもない過ごしやすい天気になりました。朝、教室では各担任から「今年から高学年、下級生のお世話をちゃんとしてね。」と気合を入れて送り出された子供たちですが…。午前中のなかよし班遊びでは、６年生に手綱を握ってもらいながらのびのびと楽しく遊んだようです。高学年の自覚は…、ちょっぴり見えたかな。
　さあ、学年で集合したら待ちに待ったお弁当です。例年は、熱中症対策で数少ない木陰を求めて頭を悩ませるのですが、今年はいい具合に曇り空。こんな機会は貴重だからと、上に遮るもののない場所を選んでシートを広げました。
　いよいよ午後は、展望広場で学年遊びのミニオリエンテーリング。各クラスの生活班ごとに先生方を探し出し、出されるミッションに挑戦します。先生方をさがすのもミッションのうち、見つかると走って逃げる先生あり、物陰にひっそりとたたずむ先生あり、いろいろです。
　１８グループ中６グループしか全部のミッションをクリアできなかった超難問。皆さんはできますか？
　・大きな声であいさつをする。(元気にあいさつできました。)
　・グループの一人がやるジェスチャーを当てる。(これも大丈夫)
　・算数おもしろ問題（考え方をやわらかく）
　・植物を見せられて、同じものをさがしてくる。（あるグループは「え〜、ここ全部緑じゃーん。」「絶対無理だし。」といっていました）
　・班の人数分の四つ葉のクローバーを見つけてくる。（珍報告がたくさんありました。「先生、これ？」「全然ちがう植物です。」　「先生、これ？」「三つ葉を一つ裂いて四つにしたのは、四つ葉ではありません。」　「あれ？さっきまで、もう一個持ってたのに。」みんなで必死に落としたものをさがす。）
　帰りも元気に歩いて、戻りました。まだまだ体力が有り余った様子でおしゃべりする子供たちをみて、先生たちの方がぐったりです。お天気ももって、楽しい一日を過ごせました。