急に涼しい日が続き、暑かった夏休みが恋しい子供も多いようですが、じっくりと一つのことに取り組むのにはよい季節になりました。１学期から４年生が育てている植物も、子供たちが夏休みにこまめに水やりを行ったかいもあり、実りの季節を迎えています。この涼しさをチャンスに、各クラスが順番にじっくりと観察を行っています。
　総合で育てている大豆（写真左）は夏休み中に咲いた小さな紫色の花が実を結び、現在は立派な枝豆に。大豆の未熟な実が枝豆だということをこの学習を通して初めて知った児童もいて「本当だ！枝豆がいっぱいなってる」と歓声が上がっていました。
　理科で継続的に観察しているツルレイシ（写真中）も実が熟して、大変身（写真右）を遂げました。観察記録には「スーパーで見るゴーヤは緑のものしかないのに、黄色くなるなんて驚いた。」「種の周りは赤くてプルプルで、内側には血管みたいな筋があった」と驚きを表現したもの、詳しく観察した結果を表現したものとさまざまでしたが、何よりも子供たちが驚いていたのは「先生、自然に割れるなんてすごいね。」ということ。
　自然の営みに気付き、素直に感動を表現できる４年生に先生たちも「すごいね。」と言いたいです。