【給食】6月18日(火)
- 公開日
- 2019/06/18
- 更新日
- 2019/06/18
給食
≪郷土料理・京都府≫
ちりめん山椒ごはん
牛乳
銀ヒラスの西京焼き
湯葉入り酢の物
大根と生揚げの煮物
水無月
写真2
和菓子の水無月作り!上新粉・小麦粉・さとう・水を混ぜ合わせて作った生地の2/3を流し入れて適度に蒸し、甘納豆を並べて上から残りの生地を流します。
写真3
蒸し上がったら冷めるのを待って切り分けます。
今日は京都府の郷土料理給食でした!今回はどの料理も京都の郷土料理や京都にちなんだ食材を使用しました。ちりめん山椒は京都の土産物として有名で、山椒のピリピリとした辛さが特長です。京都では「おじゃこさん」と呼ばれ家庭で親しまれています。山椒が辛すぎないよう量を調節して、今回はごはんに混ぜ込みました。西京焼きに使われている西京みそや、酢の物に入っている湯葉は京都の特産品です。また、京都ではおかずのことを“おばんざい”といいます。大根と生揚げの煮物は今日のおばんざいです!
京都で6月30日に食べられる“水無月(みなづき)”
水無月は“ういろう”というもっちりした生地に小豆あんをのせて蒸した和菓子です。京都では1年の折り返しである6月30日に食べられています。水無月という言葉は6月を表しますが、現在の梅雨の時期と違い、旧暦の6月は水が干上がるほどの暑さだったそうで、宮中の人々は健康のために氷を食べたと言われています。そんな氷に似せて作られたのが和菓子の水無月!水無月の三角形は、当時高級で庶民は目にすることもできなかった氷の形を表しているそうです!
今日も給食委員の児童は各クラスに説明に回りましたが、水無月は見るのも食べるのも初めてという子が多くいたので「もちもちした甘いお餅みたいな上に甘納豆が乗っているよ」と追加で説明しながら様子を見て回りました。低学年は最初の一口まで様子をうかがっている子が多かったのですが、一口食べてみて「おいしい!」という子もいれば、なんともいえない表情をしている子まで反応は様々。低学年にとっては郷土料理や世界の料理は初体験のものが多くなると思いますが、色々なものを食べるきっかけになったらと思います。