学校日記

心を揺さぶる体験を学びにつなげる

公開日
2016/07/05
更新日
2016/07/05

副校長のつぶやき

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7月5日、6日、9日の3日間、6年生が「ラオスぼきん」を行っています。
 なぜ、「ラオスぼきん」なのでしょうか?その理由は、5月の道徳地区公開講座にさかのぼります。6年生の児童はアジア教育友好協会の宍戸仙助先生をお招きして、ラオスの子供たちの生活の現状を考える授業を受けました。そして、日本で当たり前に生活できることへの感謝の気持ちや、他人の役に立つ自分になるためにはどうしたらよいのかなど、子供たちなりに考えました。その後、クラスごとに話し合い、今までにやってきた、ユニセフ募金やお年玉募金などを参考にして、ラオスの子供たちのための募金をやってみようということになりました。子供たちが宍戸先生の授業という、心を揺さぶられる体験から得た学びが、「ラオスぼきん」という新たな体験につながり、「人に役に立つ自分」に一歩近付く第一歩となりました。これからも、児童の考えや、発想を活かした活動が、さらなる学びにつながるような、魅力ある授業や体験を行っていけたらと思います。
児童の感想の一部をご紹介します。

 <6年児童の感想から>
○ラオスの事は、お話を聞くまでは知りませんでした。ラオスには爆弾が埋まっていることを、自分が住んでいたら、毎日緊張しながら、生活を送るんだなと思います。ラップ君のこともいつも一緒に遊んでいたお兄さんが、不発弾をさわって、目の前でなくなってしまったのは、つらいことだなと思います。私たちは不自由なく学校に行っていますが、ラオスの子供たちは毎日家の手伝いをして、学校にもいけないことは悲しいことです。東日本大震災の時は、自分の大切なおこずかいを日本の子にあげていた話を聞いて、すごく感動しました。ありがとうございました。

○私は、貧しい暮らしでも一生懸命生きているラオスの人たちに感動しました。ラオスの人たちは、今あるだけのお金、今あるだけのお米を東日本大震災の時に寄付してくれました。自分たちが生きていくためのものを、日本の人に寄付してくれたラオスの人たちの心のやさしさはすごいと思いました。私は将来、他人を笑顔にできる人になろうと思います。そしてラオスの人たちに会ったら「ありがとう」と言って心の底から感謝しようと思いました。

○ぼくは、ラオスのラップ君の事を聞いて、心が痛みました。僕も近所にお兄ちゃんがいます。ぼくもそのお兄ちゃんがいなくなってしまうのはとても悲しいので、学校に行けなくなってしまうのは、とても悲しいので、学校にいけなくなってしまうかもしれません。僕はこういう貧しい国の話を聞くと悲しくなり、その場所に行って助けてあげたくなります。みんな平等に生きていくのがいいと思います。親もこの話を聞いて、今自分の生きている環境をありがたく思い、その環境を大事にしていきたいと言っていました。こういう授業があると、外国の事を勉強できていいと思います。宍戸先生ありがとうございます。

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