きな粉揚げパン、牛乳、とり肉のハーブ焼き、ワンタンスープ、コロコロキャロット

　今月の２５日から３０日までは、日本で初めて給食が提供されたことを記念して、全国学校給食週間となっています。

　この週間にちなんで、今日は、きな粉揚げパンにしました。

　揚げパンは、給食ならではのメニューです。とても人気があり、今では、揚げパンを「給食の懐かしメニュー」として提供するレストランもあるそうです。

　揚げパンが給食で誕生したのは、戦後のことです。
　戦後の復興の際に、アメリカから小麦が支給されました。その小麦からコッペパンを作りましたが、品質があまり良くないのと、他に追加する材料も乏しかったことから、コッペパンがおいしくなかった以上に、不味かったそうです。

　このおいしくないコッペパンを、何とか子供たちに、おいしく食べてほしいと、調理師さんが工夫して、油で揚げたのが、始まりと言われています。

　今、西葛西小の調理師さんたちも、みなさんに少しでもおいしく食べてほしいと、がんばって調理してくれているので、昔の調理師さんの気持ちと同じですね。

　調理師さんたちの気持ちを考えて、いつも残さず食べてくれると作り甲斐がありますね。