学校日記

給食で日本の味めぐり 秋田県 きりたんぽ汁

公開日
2014/12/22
更新日
2014/12/22

給食

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12月16日(火)の給食

わかめごはん
あじのひもののからあげ
ごまあえ
★きりたんぽ汁
牛乳

「もちもちしてる」
「おもちの味がする」
「今日のおせんべいみたいなお魚おいしかったです」
「頭からしっぽまで全部食べたよ」などと、今日も様々な感想がありました。

今日は秋田県の郷土料理「きりたんぽ」を使ったきりたんぽ汁を出しました。
「きりたんぽ」は、秋田県の北部、大館、鹿角地方が発祥の地とされています。
昔からこの地方に炭焼きや、狩りを生業としたマタギたちが山にこもる時、持参した杉の木で作った串にご飯を巻きつけて炭火でこんがりと焼き、山でしとめたキジや山鳥、近くにあった山ごぼうやきのこなどと煮込んだことから始まったといわれています。

「きりたんぽ」の「たんぽ」は、やりの刃を覆う部分のことで、棒に巻きつけた形がそれに似ていることから、「たんぽ」と呼ばれ、鍋に入れる際、切っていれることから「切りたんぽ」と称されるようになったといわれています。


子どもたちが、きりたんぽのことを、もちもちとして、おもちの味に似ていると言ったのは、きりたんぽが、あきたこまちというお米を使って作られているからですね。
今日のだしは、とりがらとかつおからとっただしを合わせました。だしがしっかりときいていました。せりも入っていて、とてもおいしかったです。

おせんべいみたいなお魚の料理は、アジの干物を素揚げをして作りました。揚げることで骨まで食べることができます。表面の皮はパリパリ、身はふっくら、しっとり。食感が楽しい料理でした。静岡県の沼津市でよく作られているそうです。給食にも出るそうです。