12月6日(金) アフリカ大陸の料理 給食
- 公開日
- 2024/12/11
- 更新日
- 2024/12/11
給食
12月6日(金) アフリカ大陸の料理 アフリカン給食
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アフリカとは、地球上で2番目に大きな大陸で、赤道を中心に約54の国があります。大きな大陸なので、気候区分が地中海性気候、アトラス山脈以南の砂漠気候、赤道直下の熱帯雨林気候、サバンナ気候、地中海性気候などに分かれているのが特徴です。食べ物の保存には向かない気候に対応するため、肉の保存性を上げたり、臭みを消すスパイス類が発展してきました。
気候が異なることに加えて、歴史背景にも違いがあるのでアフリカの食文化はさまざまです。中部、北部、先端付近、南部、東部、西部それぞれに独自の食文化やしきたりが存在しています。今日は東アフリカと西アフリカの料理を作ってみました。
アフリカは、その食文化から歴史の一端を垣間見ることができます。イギリス領であった東アフリカはインドとの交流の歴史が長く、スパイスをふんだんに使った料理が多かったり、フランス領であった西アフリカでは、フランスパンがよく食べられていたり、など様々です。
東アフリカはケニアなどの国がある地域です。カランガは、日本で言う肉じゃがのような料理で、じゃがいもやトマトを使って、素朴な味に仕上げます。
西アフリカはエジプトやモロッコなどがある地中海に面した地域です。砂漠があるものの、地中海性気候に恵まれており、小麦やオリーブが栽培されているほか、ナイル川が流れるエジプトでは川の水を引くことで穀物の栽培が盛んに行われています。
小麦などの穀物栽培が行われているため、主食にはパンやクスクスが食べられています。一方でイスラム圏であることから、豚肉・酒類は禁忌とされています。ジョロフライスとは肉や魚、スパイスなどで作る炊き込みご飯です。現地では、今回の鶏肉のほか、羊の肉や魚で作られることもあります。