学校日記

10月29日(火) 世界の料理 ドイツ編

公開日
2024/10/29
更新日
2024/10/29

給食

10月29日(火) 世界の料理 ドイツ編 

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ドイツで親しまれている食事はシンプルで、パンと加工肉を中心とし火を用いません。こういった食事をドイツでは「Kaltes Essen:カルテスエッセン」と呼びます。パンにハムやチーズのほか、乳加工品であるバターやフレッシュチーズ(Frischkäse)をパンに塗り、さらにチーズなどをのせることもあります。昼食はスープやパスタ、肉と茹でたじゃがいもなど温かい食事(warmes Essen:ヴァーメスエッセン)を摂る人が多いようです。


現在、ドイツで登録・申請されているパンの種類は、地域特有のパンなどを含めると3000種類以上にも上るといわれています。今日はそんな中の一つを作ってみました。ラウゲンとは表面が特徴的な茶色に仕上がるよう焼く前に水酸化ナトリウム水溶液に生地をくぐらせてから焼くスタイル。水酸化ナトリウムは手に入らなかったので、重曹で代用しています。形によって名前が変わり、一番有名なのがプレッツェル(Laugenbrezel)でしょうか。小型パンの丸い形はブローチェン(Laugenbrötchen)です。


アイントプフ (Eintopf) は、ドイツのごく庶民的な家庭のスープ料理で「農夫のスープ」と解釈されることもあります。ドイツソーセージ (Wurst) にジャガイモ、にんじん、タマネギ、レンズ豆などを入れて煮込んだもので、日本でいえば味噌汁のように各家庭ごとに味の異なるものだそうです。


ブラート(Brat) は「焼く」、(カルトッフェルン)Kartoffeln は「じゃがいも」という意味です。ソーセージが入ったり、ベーコンが入ったりしていても、そちらは料理名には出ません。様々なレシピがあり、サラダ油をたくさん使って焼くというよりも揚げて作るレシピもあります。肉体労働が盛んだった頃、腹もちの良いおかずを、ということで作られたようです。


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