<4月15日(月)の給食 わかめごはん、卵の千草焼き >
- 公開日
- 2024/04/15
- 更新日
- 2024/04/15
給食
<4月15日(月)の献立>
わかめごはん、卵の千草焼き、もやしのお浸し、豚汁、牛乳
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卵の千草焼きは名前は和風ですがチーズが入っている少し洋風の雰囲気もある卵焼きです。人参やコーンなど親しみやすい具材をたっぷり入れて作ります。こまちゅうの豚汁はカルシウムと鉄分をとるために煮干し粉と鰹粉が両方入るレシピです。豚汁の上に浮かんでいる茶色の粒は、鰹節粉、豚汁の食缶の下に沈んでいるのは、煮干し粉です。よく混ぜてよく噛んで食べてください。わかめご飯は、「4・5月に食べたい&新入生に食べさせたい献立」で5票以上を獲得した料理です。
さてここで食育クイズです!
今日の給食の食料自給率は、生産地だけを見ると100%です。が、家畜のえさも考慮した飼料自給率も含めて計算し直すと、カロリーベースでは約何%になるでしょう?
①80%
②60%
③40%
↓
↓
↓
正解は・・②の約60%でした。
みなさんは食料自給率という言葉を社会科や家庭科で聞いたことがあると思います。食料自給率は、食料の国内消費に対する国内生産の割合を示したものです。つまり、国全体で見たときに私たちが消費した食料に対して日本で作られた食材がどれくらいかを表す数字です。日本の現在の食料自給率は、カロリーベースで38パーセント、生産額ベースで63パーセントとなっています。ここからはカロリーベースでお話しします。
給食は、なるべく国産食材を使うように献立を組んでいます。野菜やお肉は常に国産品、魚も8割以上は国産品を使うようにしています。しかし、国内の家畜のエサの自給率はわずか20%代、これらを反映した自給率だと、牛肉は9%、豚肉は6%、鶏肉は8%、牛乳・乳製品で25%、卵は12%となります。そのため、今日のような和食の献立でも家畜のエサも考慮した自給率だと60%程度になってしまうのです。
食料自給率が低くなっても別に自分たちの生活に関係ない!と思っている人はいませんか?
では明日から
「家の食費が上がってきたからお小遣い減るね、ごめんね。」
「家の食費が上がってきたから明日からお肉のおかずは週に1回にするね。」
と、お家の人に言われても大丈夫ですか?
これは食料自給率と無関係ではないのですよ。
話が長くなってきたので続きは明日の食育クイズの後にお話しします。
二枚目の写真
卵に何か具を入れて焼くときは、具を大鍋で加熱して、そこに卵やだしなどを入れて、天板に計量し、低温でじっくり焼きます。こうすることでスが入りにくくなります。
三枚目の写真
わかめご飯は全校分で約155kにもなります。それを1人で5回に分けて混ぜるのです。パワフルですね
す。