給食教室掲示【和菓子の日】
- 公開日
- 2026/06/17
- 更新日
- 2026/06/17
給食
6月16日は「和菓子の日」です。
これは単なる記念日ではなく、江戸時代に盛んになった行事「嘉祥(かじょう)」にちなんだもの。江戸時代の人々はこの日に和菓子を食べて厄除け招福を願っていたそうです。「和菓子で厄除け」と聞くと意外に思えますが、実は元々、ひな祭りや端午の節句と同じように、日本の伝統的な食の行事として受け継がれていたものです。
そして6月30日、水無月晦日(みなづきみそか)には、新年から半年間の穢れ(けがれ)を払い無病息災(むびょうそくさい)を願う「夏越の祓え(なごしのはらえ)」が全国の神社で行われます。茅(かや)の輪をくぐり、形代(かたしろ)を奉納します。
水無月というのは暦上で6月のことを指しますが、和菓子の名前になっています。その由来は、旧暦の6月1日に氷を食べることで、夏バテ予防を祈願する室町時代の宮中(きゅうちゅう)の風習からです。この行事により暑気払いをしていたのですが、当時の庶民の方々は高級品である氷を入手することはできませんでした。その代わりとして、氷に似たお菓子を食べることによって、夏バテ予防をすることになったのです。それが和菓子・水無月の始まりでした。三角形の形は氷のかけらや氷の角を表しており、小豆は邪気払い(じゃきばらい)や悪魔祓い(あくまばらい)という意味でのせられています。本物の氷が手に入らない庶民の知恵で、水無月を食べることにより暑い夏を乗り切っていたのですね。