今日の五中

岩五の給食◇5月1日

公開日
2025/05/01
更新日
2025/05/01

学校給食

*献立*

・しょうゆラーメン(つけ麺)

・牛乳

・ししゃものおかき揚げ

・抹茶ミルク寒天


 今日は、茶摘みの歌の一節にある”夏も近づく八十八夜~”でおなじみの「八十八夜」の日です。

 いつも給食でも紹介している「二十四節気」は、じつは農作業の目安にするために中国で作られた暦なのですが、これに加えて季節の変化をつかむための目安として日本で補助的に作られた「雑節」という暦があります。八十八夜はそのうちのひとつです。


 立春の日を一日目として数えてちょうど八十八日目にあたる日のことをいい、「八十八夜の別れ霜」という言葉があるように、八十八夜の頃になると霜がおりる日がほとんどなくなることから”霜の時期が終わる頃”という意味があります。また、”八十八”という漢字を組み合わせると「米」という漢字になることから、農業に従事する人にとって重要な日とされています。

 このことから、元々は種まきや茶摘みなどの農作業の目安になる日なのですが、”この日に摘んだお茶は上等なもの”、”この日にお茶を飲むと長生きする”などといわれ、特にお茶とのかかわりが深い日です。


 この日に関連して、デザートにお茶をひいて粉状にして作られる「抹茶」を使ったミルク寒天を作りました。

 いつもの寒天よりも少しやわらかめに仕上げたため、調理員さんたちも取り分けるのに苦戦していましたが、給食当番のみなさんも工夫しながら上手に盛り付けてくれていました。ご協力ありがとうございました😊


 そんな抹茶ですが、お湯を加えて飲んだり料理やお菓子作りに使ったりと使い勝手がよく、生活習慣病の予防に役立つ「カテキン」という成分や肌の健康を守る「ビタミンC」、腸を整える「食物繊維」など体に良い成分もたくさん含まれています。

 ただし、適量なら眠気を覚まし集中力を高めてくれるもののとりすぎると頭痛や吐き気を引き起こす「カフェイン」が、同量のコーヒーよりも多く含まれているので、とりすぎには要注意です。