今日の五中

岩五の給食◇3月10日(金)

公開日
2023/03/10
更新日
2023/03/10

学校給食

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*献立*
・雑穀ご飯
・牛乳
・笹かまぼこの磯辺揚げ
・五目煮豆
・おくずかけ

 今日の給食は、12年前の3月11日に起こった「東日本大震災」で甚大な被害を受けた宮城県の郷土料理です。宮城県の食文化などを知り“食べて応援”しましょう。

【笹かまぼこの磯辺揚げ】
 三陸沖に一大漁場を持つ宮城県・仙台は、古くから鯛、ひらめ、鮭などが豊富にとれました。明治の初めごろ、ひらめの大漁が続き、その利用と保存のためにすり身にして手の平でたたき、笹の葉の形に焼いたものが笹かまぼこのルーツだといわれています。
 給食では磯辺揚げにして提供しました。

【おくずかけ】
 野菜や油揚げ、豆ふなどをしいたけのもどし汁で煮込み、「温麺」を加えて、その名のとおり「くず」でとろみをつける具だくさんの汁物です。仙台市から県南部を中心に、春秋の彼岸やお盆の代表的な精進料理として伝えられています。
 かつては山野に自生するくずの根から採った「くず粉」が使われていましたが、現在はわずかしか生産されていないので、でん粉でとろみをつけます。
 また、「温麺」は、小麦粉と塩水から作られた油分の入っていない麺のことです。江戸時代の元禄年間の頃、胃病を患う父親のためにその息子が旅の僧から製法を学び、苦心の末に完成させました。
 消化が良く滋養にも富んでいたことから、父親の胃病はたちまち治っていったそうです。このようにの温かい思いやりからできたことから「温麺」と呼ぶようになりました。


*今日の「おくずかけ」には、学校農園の長ねぎを使いました!*