＊献立＊
・麻婆焼きそば
・牛乳
・野菜の華風漬け
・バナナ

　いつもはご飯にのせる麻婆豆腐を、今日は麺にのせて「麻婆焼きそば」として登場です。

　麻婆豆腐といえば中華料理の定番ですが、意外にも歴史は浅く、約１５０年前に四川省のとある料理店で生まれたといわれています。
　名前の由来は、「麻」は“痺れるような山椒の辛さ”という意味と誤解されがちなのですが、じつは、ニキビや水ぼうそうの跡などにできる、肌の小さなくぼみを表しています。これが顔にあるお婆さんが考案したから、「麻のあるお婆さんが作った美味しい豆腐料理」という意味で名付けられたそうです。

　そんな麻婆豆腐は中国の「四川料理」のひとつで、本来は辛いのが特徴です。四川はとても寒い地域なので、体を温めるため料理に唐辛子や山椒などを使って辛くすることが多くなったようです。
　給食の麻婆豆腐は辛さ控えめなので安心して食べられますが、お店や本場のものを食べるときは辛いことが多いので要注意です。