５月12日（火）はれ【校】
〇体育館室外機工事
　熱中症対策が教育現場の中で問題視されてから数十年という月日が経過しているように思います。私が教員になった昭和の時代、クーラーは校内にありませんでした。もちろん家庭にもありません。昭和が終わり平成の時代になるころには、職員室・保健室と整備が進み始めました。この頃から戸外での日射病対策から室内での事故等もあり、『熱中症対策』という言葉が新聞やテレビでみかけるようになりました。
　江戸川区内の中学校に異動した２７年前、クーラーは、校長室・職員室・事務室・会議室・保健室に設置されていました。最初の学校で１０年間、教室にクーラーをつけましょうと生徒に投げかけていたことを思い出します。その後、扇風機が数年置かれた後、すべての教室にクーラーが入りました。
　しかし、温度設定という厚い壁に阻まれます。２８度以下には下げないという制約から生徒からの不満が多かったことを記憶しています。それからまた数年がたち、ついに特別教室にクーラーが入り、温度設定の制限もなくなりました。時代と共に環境は大きく変化します。
　そして６月末には、体育館にエアコンが設置されます。昨日から室外機の基礎作り工事が始まりました。