ハワイとの交流
江戸川区とホノルル市(アメリカ合衆国)は、
令和4年6月9日(日本時間10日)に姉妹都市盟約を締結しました。
これから様々な交流が行われることと思います。
このページでは、小岩二中とホノルル エヴァマカイ校との交流の様子をご紹介します。
令和6年(2024年)6月6日エヴァマカイミドルスクールとの姉妹校締結式・歓迎会
【姉妹校締結式】
6月6日(木)ハワイ ホノルルにあるEWA MAKAI MIDDLE SCHOOLと本校の姉妹校締結式と歓迎会が執り行われました。
締結式では江戸川区教育委員会の千葉様が司会進行を、同じく江戸川区教育委員会の佐藤様が英語で通訳して下さいました。まず初めにSanders校長先生と髙萩校長が舞台に上がり、英語と日本語の提携書にそれぞれサインをして正式に姉妹校となりました。
その後、髙萩校長が喜びの言葉を英語で伝えました。この姉妹校締結は2年越しの夢であったこと、Sanders校長先生のリーダーシップと行動力への感謝、またホノルルの教育局の皆様や、江戸川区議会議員、江戸川区教育委員会の皆様等、ご尽力いただいた皆様への感謝が伝えられました。今後は姉妹校として互いの文化や歴史の理解を深め合って、ホノルルと江戸川の交流が発展する架け橋になれるよう継続してプログラムを企画したいとのことでした。
次にSanders校長先生からのスピーチです。
(スピーチより抜粋)「本日は心に残る記念日です。雄大な太平洋を越えて架け橋となる姉妹校締結式に出席できたことに感謝します。文化交流やグローバルな視野と理解を深め、将来の友達を作り、互いに分かり合える社会を作る機会となることを期待しています。交流を通してお互いの文化を理解し尊重していきましょう。」
ここで締結式は終了しました。
【歓迎会】
エヴァマカイミドルスクールの先生方からも下記の寄贈品を受け取りました。
・アメリカンフットボール
・エヴァマカイのスクールTシャツ
・コアの木で出来たカヌーのパドルの置物(両校の校章と「2024年6月」の日付が刻まれています)
・コアの木で出来た小箱(校長室へ寄贈)
・ハワイの生徒が作った日本語を勉強するための教材本(英語と日本語の両方で書かれています)
・ハワイアンキルト
エヴァマカイミドルスクールの皆さんに自己紹介をしていただきました。
エヴァマカイミドルスクール には1300名の生徒がいて、Kim Sanders校長先生は8年間校長先生を務めているそうです。生徒は20科目から専攻科目を選ぶことができ、その中のドローンのクラスが全国大会で優勝したそうです。
Jamie Letreta先生は、8年生(日本の中学1年~2年)を担当していて、数学を教えています。ハワイ オアフ島で生まれ育った日系3世です。
Malia Letretaさんは7年生(日本の中学1年)です。日本の文化、日常生活を学びたいと話してくれました。
Dakota Suzukiさんも同じ7年生です。おじいさんが熊本の方で日本とつながりが深いため、日本に来れて嬉しいと話してくれました。
Letreta先生とお嬢さんのMaliaさんがフラダンスを披露してくださいました。
フラはハワイの伝統的なダンスで、物語を伝えています。
披露して下さったのは 「プア キアレ」というダンスで花の色や香り、輝きを愛でるダンスです。
花は愛する人々を表し、人々を愛するということがどんなに素晴らしいことかを表しているそうです。
この日2人のハワイの生徒がホームステイしたお家の3年迫田君、翌日の都内を巡る遠足に同行した3年の力石さんと2年の柄本君が英語で挨拶をしました。
毎年小岩二中で能楽教室を開いてくださっている松山隆之様には能を披露していただきました。
この日に披露していただいたのは、祝謡「老松」と仕舞「岩船」です。「老松」は国家「君が代」の和歌が謡われる長寿と平和を願う謡です。「岩船」は海外交易、国際交流の様子や、溢れんばかりの財宝が岸に渡来する様子を颯爽と舞い表します。
最後に3年生男子生徒が迫力あるソーラン節ダンスを披露してくれました。
全員で記念撮影をして歓迎会は終了です。
この後、MaliaさんとDakotaさんは1年5組のクラスに入って給食や授業を6時間目まで体験しました。先生方にも校長室で給食を召し上がっていただき、校内を見学していただきました。
【都内巡り】
歓迎会の翌日、エヴァマカイミドルスクールの皆さんと、小岩二中の2・3年生の代表生徒が東京観光の遠足に行きました。東京スカイツリーや浅草、チームラボを一緒に巡って、帰る時には生徒同士だけで話せるぐらい仲良くなることができました。東京の文化を沢山体験出来たのではないでしょうか。
令和5年(2023年)6月27日 エヴァマカイ校 Zoom交流会
6月27日(火)4回目の交流会を行いました。
今回は小岩二中の紹介をする回でした。校長先生のご挨拶の後、英語科の宮本先生が英語で説明をしました。撮影者(iPad)は社会科の吉田先生です。
最後にハワイの先生から、部活動の種類や日本の中学生の年齢などの質問がありました。
また、前回の交流の時に紹介してもらった卓球の球を使ったロボットが、全米の大会で2位という好成績を収めたとのこと!来年3月にお台場で開催される予定のロボット展に出展することを検討しているそうです。もしそれが実現すれば、小岩二中にまた来たいとのことでした!ハワイの先生方は小岩二中の生徒や先生にまた会えるのを大変楽しみにしていらっしゃるようです。
令和5年(2023年)4月27日 エヴァマカイ校 Zoom交流会
令和5年4月27日(木)ホノルル エヴァマカイ校の先生と数名の代表生徒の皆さんとZoomで交流しました。
この日エヴァマカイ校は休日でしたが、代表の生徒数名と先生方が校内をカメラで写しながら案内をしてくれました。
小岩二中からは校長室で生徒会の代表生徒2名が挨拶をし、他の生徒は各教室のモニターでその様子を見ていました。
広大な校内の様子をドローンで映してくださったり、ロボットを作る教室の大会が週末にあるとのことで卓球の球を使って作成したロボットを見せてくださったりしました。
広い敷地内の校舎にはアート専用教室や生徒同士が楽しく交流するために用意された部屋など、様々な教室がありました。
また、日本とは違うハワイの中学校教育の特徴としては、選択制の授業が多いということがわかりました。
最後に通訳の方を通じて、小岩二中の各クラスから質問をいくつかして答えていただきました。
案内は全て英語でされたので、内容が理解できない場面も多かったかもしれませんが、本場の生の英語に触れ、ハワイならではのヤシの木や青空などをリアルタイムで見て、小岩二中の生徒も刺激を受けた時間だったのではないでしょうか。
Zoomのオンライン会議ならではの通信の難しさもありましたが、次回は今回の経験を活かし、また良い交流ができればと思います。
令和5年(2023年)2月20日 ホノルルとのオンライン交流会
令和5年2月20日、ホノルルの中学校と校長先生同士でzoomを使ったオンラインによる交流を行いました。
これまでメールでのやりとりは行ってきましたが、2学期に来校して頂いて以来の直接的な交流となりました。
今回は約30分のやり取りの中で、ホノルルの学校の校内を歩いて中の様子を紹介して頂いたりもしました。
令和4年(2022年)10月27日(木) ホノルルからハワイ州教育局の方々が来校されました!
ハワイ州教育局から教育長をはじめ学校の校長先生など12名の皆様が小岩二中に視察に来校されました。