12月17日(火)の給食
- 公開日
- 2019/12/23
- 更新日
- 2019/12/23
給食
*献立*
・高菜めし
・牛乳
・しいらの幽庵焼き
・大根のおかか和え
・せんだご汁
・みかん
今日の給食は、熊本県の郷土料理です。
【高菜めし】
高菜は通常、大きく広がった葉を食べますが、熊本で採れる「阿蘇高菜」は、茎が細くやわらかいため開化前の花の付いた茎ごと収穫します。ピリッとした辛みがあり、漬物にして食べるのが一般的です。高菜めしは、この漬物を刻んで炒め、ご飯に混ぜた料理です。
【しいらの幽庵焼き(ゆず)】
熊本県・上益城(かみましき)地域を中心に、ゆずの栽培が盛んに行われています。山の傾斜地を利用しているため水はけや日当たりが良く、風の影響も少ないので、ゆずの栽培に適しています。このような地理的な好条件のもとで、色づき・香りともに高品質の熊本産ゆずが育てられています。今日は、焼き魚のタレに使いました。
【せんだご汁】
小麦粉の団子を味噌またはしょうゆ仕立ての汁に入れて作る「だんご汁」を、熊本県では「だご汁」と呼びます。山が多い土地では米よりも麦の栽培が盛んであったため、小麦粉を使った料理が多く作られてきました。だご汁はその代表的なもので、熊本県以外の地域でも親しまれています。
一方、さつまいものでんぷんで作るものは「せんだご汁」といって、こちらは天草地域の郷土料理として親しまれているようです。今日はこの「せんだご汁」を作りました。
【みかん】
熊本県は、みかんの生産量が全国4位です。栽培に適した地形を活かし、様々な種類のみかんが収穫されています。