3月11日(月)の給食
- 公開日
- 2019/03/11
- 更新日
- 2019/03/11
給食
*献立*
・雑穀ご飯
・牛乳
・鱈の変わり漬け
・さっぱりわかめ
・ひっつみ
今日、3月11日は、東日本大震災が起きた日です。東北を中心に、各地で大きな被害が出ました。今年でもう8年が経ちます。そんなの給食は、東北六県のひとつ・岩手県の郷土料理です。
【雑穀(ざっこく)ご飯】
岩手県は、雑穀の国内生産量が日本一で、古くから雑穀の産地として知られています。山や河川が多く平野が少ないことや、寒暖の差が激しく稲作に不向きだったことが影響しています。
雑穀には、現代の食生活で不足しがちなビタミンやミネラル、食物繊維、ポリフェノールなどが多く含まれています。
【さっぱりわかめ】
岩手県でとれる養殖わかめの収穫量は、国内の40%以上を占め、日本一です。三陸海岸を中心とする岩手の海は、栄養分が豊富で、冷たい海水と荒波がわかめの成長に適しています。
【ひっつみ】
小麦粉を水で耳たぶくらいの柔らかさまでこね、ねかしたものを“ひっつまんで(ひきちぎっての方言)”鍋に入れることから「ひっつみ」の名がつきました。昔は、米を節約するために主食として、また農作業の合間に食べる「小昼(こびる)」として食べられていました。