学校日記

学芸発表会 〜生徒の感想〜

公開日
2012/11/05
更新日
2012/11/02

できごと

 多くの場面で3年生の強い思いを見ることができた「聞こえる」。感動で涙ぐむ生徒も多くいましたが、発表を終えた3年生全員に共通したことは、とても晴れやかな表情だったということです。
 3年生の感想の一部を載せたいと思いますので、ご覧ください。



合唱指揮 K.H君

 「聞こえる」の指揮は、テンポが変わる場面が多く、ダンスとの両立で十分な練習ができないことで心配だった。そのため学年でできる合唱練習の時間はボクにとっても大事な時間だった。このことを理解してくれた生徒は多かったと思う。騒いでいる人を注意してくれるのは当たり前で、自分の言うこと一つ一つに返事をしてくれたり、壇上に立つと、すぐにこちらに視線を向けてくれたりなど、一つ一つの細かいことにまで、ほとんどの人が気にとめておいてくれた。本番では少しずれてしまったけれど、練習から本番までにあった全てのことが、最後の学芸発表会にふさわしいほどの最高の思い出になった。





合唱伴奏 A.Kさん

 伴奏をやるにあたっては、心配ばかりだった。難しいし、先生はいないし、歌はどんどんうまくなっているのに、自分が足を引っ張っていることでいらいらしていた。その悔しさをバネに死ぬ気で練習しようと決めた。夜遅くても練習できるようにヘッドフォンを買ってもらって沢山練習した。深爪にもなって、テーピングをしないと痛くて鍵盤をたたけなくなるほど練習をした。当日、星野君の言葉で66期生みんなで歌える合唱を楽しもう!楽しんで弾こう!と思った。体育館に響く66期生の合唱は本当に気持ちよかったし、最高学年の歌を後輩や家族、先生方に届けられて良かった。最高の思い出になった。




 随所に66期生の思い、力が感じられました。三年生がきっちり最高学年の働きをしていることに感動さえ覚えました。申し訳ないことに教員側が手薄になり、みんなに不安感を抱かせた中、本当によく踏ん張ってくれたという意味でも感謝の気持ちでいっぱいです。三年間みんなと積み重ねてきたことがこうやって実を結ぶこととなり、何人もが「誇りに思える」と言えることが素晴らしいと思います。
 
 これからは個人での戦いが待っています。しかし、みんなには強力な仲間がいると言うことを信じて立ち向かっていけると思います。いつでもみんなのそばにいる、支えているよ、みんなは自分のできること、やるべきことを逃げることなくやりましょう。66期生の絆は本物だと証明しましょう。本当にお疲れ様でした。そして感動をありがとう。