学校日記

学芸発表会 〜聞こえる〜 総監督の言葉

公開日
2012/11/05
更新日
2012/11/02

できごと

 今回の学芸発表会をやるにあたり、いくつかの投げかけをしました。その一つに、「観客を泣かせる作品を作ろう」というものがありました。人の感情を揺さぶり、涙を流させるということはとても難しいことで、真剣に、一生懸命取り組まなくてはできません。はたして本番では…保護者の方々、先生方を始め、後輩たちからも「感動した!」「泣けました」という感想をたくさんいただきました。これは66期生の取り組みが大成功に終わったと考えて良いと思います。

 一ヶ月以上前から台本を作り、自分たちで演技指導をした脚本、演出班。いつの間にか台本のセリフを完璧に覚え、本番では練習以上に演技にもう一工夫をこらした役者班。完全に自分たちだけで振付を作り、アドリブを加え、度肝を抜いたダンスチーム。昭和の雰囲気をつくるために、細部までこだわり、本番では担当する役者のそばに寄り添い、責任をもって支えてくれた小道具班。時間がない中、多くの助っ人にも恵まれ、たった二日で色塗りをしあげ、劇中の短い時間で背景を入れ替えてくれた大道具班。絵コンテの作成からロケまで行い、観客を引き付け、見事に泣かせる映像を作り上げてくれた映像班。「成功するのが当たり前」というプレッシャーをかけられつつ、本番では全神経を集中し、見事に「成功」した音響・照明班。初の試みながら、ポスター制作やパンフレットを作った広報班。

 本当に、みんなお疲れ様でした。キミ達の成長を感じ、やっぱり行事っていいなって思いました。