学校日記

3学年だより

公開日
2019/07/02
更新日
2019/07/02

お知らせ

スポーツテスト中の不思議な1コマ
6/27(水)はスポーツテストの日でした。校庭で行われたハンドボール投げの光景です。

運動が得意な生徒はいつにも増して張り切っている。特に野球部はハンドボール投げでいいところを見せようと肩をぐるぐる回して順番を待っている。「この種目でなら一番が取れる・・・」と思っていたかは定かでないが、そんな思いとは裏腹に、バスケ部の生徒が35mを超える記録をたたき出した。当然野球部はこの記録を超えてくるだろうという期待の目で見てくる。そして迎えた野球部の生徒の番。華麗なステップを踏み、きれいなフォームで振りかぶった。しかし、力はほとんどボールには伝わらず、遠くへ飛ばすのには全く無意味な回転がかかり、期待していた光景とは程遠いものになってしまった。
 野球部の彼はハンドボール投げで結果を出すために練習をしてきた訳ではないが、思っていた結果を出せなかったのは確かだろう。これは小さいボールを遠くに投げる方法と、大きいボールを投げる方法が全く違うことが原因だ。野球ボールは回転をかけることで空気抵抗を減らし、「ノビ」のある球を投げることで遠くに飛ばせるが、ハンドボールのような大きいボールでは、回転をかける力を使うより、ボールの重心を強く押すことが重要だ。

物事には必ず理由があり、常に「なぜそうなるのか」を考えることで、一つの結果から多くを学ぶことができます。今回の野球部の彼も、ボールを遠くに飛ばす原理を理解できていればもう少し良い結果になっていたかもしれないですね。
 身の回りを見渡してみると「なぜそうなるのか」と疑問に思うことはあふれています。例えば、「なんでブランコは膝の動きで大きく揺れるのか」や「なんで地球は丸いのか」など。疑問に思ったことを調べたり考えたりする習慣をつけると、普段の生活が少し楽しくなるかもしれませんね。


奨学金情報
 下記奨学金の案内がきています。問い合わせは、3学年奨学金担当(小林先生)までお願いします。

「東京都育英資金」
〇対象者
 都内に住所があり、令和2年4月に「高等学校(中等教育学校後期課程及び特別支援学校高等部を含む。)」又は「専修高等課程」に進学を希望している中学校(義務教育学校後期課程、中等教育学校前期課程及び特別支援学校中等部を含む。)の第3学年に在学している生徒。

〇申込資格
(1) 申込者とその保護者(税法上の扶養者)が、都内に在住を有していること。
(2) 申込者が、中学校(義務教育学校後期課程、中等教育学校前期課程及び特別支援学校の中等部を含む。)の第3学年に在学していること。
(3) 高等学校(中等教育学校前期課程及び特別支援学校の中等部を含む。)又は専修学校高等課程へ進学を希望していること。(※高等専門学校は対象外)
(4) 申込者に勉学意欲がありながら、経済的理由により修学が困難であること。
(5) 同種の奨学金(給付制のものを除く。)を他から借り受けないこと。
(6) 別に定める要件を備えた連帯保証人2名(申込時に1名、貸付終了時に1名追加)を立てられること。
(7) 日本国籍がない場合は、在留資格が「特別永住者」「永住者」「日本人の配偶者等」「永住者の配偶者等」「定住者」のいずれかであること。

〇推薦期限
令和元年9月11日(水)【厳守】