３月１日（金）に都立高校の発表がありました。入試だから当然、合格と不合格は分かれてしまいます。理想は瑞江中学校の３年生全員が合格となることでしたが、残念ながらその通りにはなりませんでした。しかし大事なことは、結果に関わらずここまで努力してきたことだと思います。一生懸命に努力をしてなければ嬉しさはもちろんのこと、悔しさも本気では感じられないものです。自分のことでここまで真剣に考え、悩んできたことはなかったでしょう。「何とかなる」「誰かがどうにかしてくれる」、こんな考えで今まできていた人達が多いように感じていましたが、いざ自分の進路を決定する、そしてそのための努力をする場面になり一人一人が一生懸命取り組み始めました。その努力は決して無駄になってはいません。『努力は必ず実る』、これは間違えではありません。たまたま今回の都立入試で結果が出なくともその努力は自分自身の成長につながっているのです。これから先の自分の人生の大きな財産になっているのです。努力したことに価値があるのです。
　そして進学する学校が第一希望校だという考えで高校入学をしてください。みんなの夢はこれから先にあります。高校に入学して終わりではありません。ようやくスタ−トラインに着いたぐらいです。その時にネガティブな気持ちでいたらよい結果は得られません。この学校に入学してよかったと思える高校生活を送ってほしいと思っています。そしてそうするのは自分自身の気持ち一つです。今日を入れて残り１３日間の中学校生活、悔いの残らないようにそして立派な生活態度で過ごしていきましょう！


●臨時時間割スタ-ト

　今日から卒業式まで臨時時間割がスタ−トしました。今日から水曜日までの間に皆を教えてくださった先生方の授業が少なくとも１時間ずつはあります。もちろん試験返却もありますが３年間で学んでほしかったこと、これから先につなげてほしいこと等の話もあるかもしれません。１時間１時間感謝の気持ちを込めて真剣に受けてみてください。新たな発見があるかもしれません。
　また３月９日（土）の合唱コンク−ルに向けての練習も本格的になります。３年生らしい立派な姿を見せられるよう、素敵なそして迫力ある歌声を響かせられるように指揮者、伴奏者、パ−トリ−ダ−を中心に頑張っていきましょう。また『私の一冊』ということで、この三年間続けてきた朝読書の集大成として自分でこの一冊という本を選び本の題名、著者名、あらすじ、おすすめ内容、ともに考えてほしいことなどを新聞形式でまとめてほしいと思います。
　そして明日（３/５（火））、明後日（３/６（水））に修学旅行での体験作品を持ってくるのを忘れないようにして下さい。


《保護者の皆様へ》

　都立高校の発表も終わり、ほとんど全員の進路先が決定してきました。この数日はきっとご家庭でも落ち着かない日々が続いたのではないかと思われます。しかしほとんどの子供たちが学校では明るく過ごしていました。これも保護者の皆様のご協力、助言があったものと感謝申し上げます。そして例年以上に保護者の皆様が合格発表に一緒に行っていただいたことにお礼申し上げます。いくら強がっていても不安でいっぱいな子供たちもきっと安心できたことと思います。
　あとは残り少ない中学校生活を充実させ、たくさんの思い出を作ってもらいたいと思っています。そのためにも生活面での油断をなくすように学校でも指導していきます。具体的には朝の登校時間が非常に遅くなってきています。くだらない悪ふざけ（小学生低学年レベルかもしれません）があります。持ち物がだらしなかったりします。頭髪もきちんとしていない人が目立ちます。こう書くと大変な状況のように思われるかもしれませんが、注意をすれば素直に聞きます。でもすぐ忘れて…。せっかく頑張っている３年生です。立派な姿で送り出してあげたいと思います。そのためにもできる限り朝、登校時間も含めて服装、頭髪を見ていただければと思います。
　どうぞよろしくお願い申し上げます。