学校日記

2学年だより

公開日
2019/02/05
更新日
2019/02/05

お知らせ

未知の体験でした 〜チャレンジ・ザ・ドリーム              
 江戸川区の中学2年生にとっての最大の行事ともいえる「チャレンジ・ザ・ドリーム」(=以下チャレド)の一週間が終わりました。この行事は江戸川区としても非常に力を入れており、地域の事業所が大変協力的で、一週間という長い期間にわたって生徒を預かってくださるというありがたい行事です。将来の働き手となるみんなを大切にしてくださる気持ちに、十分こたえることができましたか。心配したインフルエンザ等で欠席する人がゼロだったという幸先の良いスタートでした。先生方も、みんなの学校では見られない姿を見に、多くの事業所を訪問しました。多くの人が「なかなか大変」と「とても楽しい」を両方経験し、充実した様子に安心しました。仕事をするということを、この一週間で少し知ることができたと思います。この経験をしっかりと振り返り、自分の将来の夢を少し膨らませていってほしいと思います。
 保護者の方には、学校とは違う生活の生徒の様子はどのように映ったでしょうか。毎日実習日誌(ワークシート)を記入するように伝えていました。また保護者の方、事業所の方にも見ていただき、一言添えてくださるようお願いもしてきました。生徒の変容が見られますので、ぜひ目を通してくださいますようお願いいたします。
 
☆ 初日の青果コーナーを体験させていただいた時、人参や小松菜の袋詰めをした。袋に人参を入れて、丸めて専用の機械でテープをする作業がとても楽しかったです。挨拶をすることが一番大切だなと思った。挨拶をすると、自分も相手もよい気持ちになるので大事だと思う。(ヤマイチ 今井店 男子)
☆ ビブリオバトルでの本の説明に苦労した。とても緊張した。今まで知らなかったこと、裏方でお客様のためにいろいろとやっていることが分かった。自分に少し自信が持てたのと、頑張ろうと思えるようになった。(葛西図書館 女子)
☆ 自分たちは5日間だけの体験だから短いと感じるけれど、毎日やっていると思うと、大変なことだと思った。これからはもっと積極的に動いて、挨拶や返事を大きい声でしっかりしようと思う。仕事は毎日同じことの繰り返しで、大変だと思う。苦しい仕事もあったけれど、楽しい仕事もあった。(川手農園 女子)
☆ お客様への対応の仕方、買わない人に対しても笑顔で見送ることを学んだ。簡単だと思っていた仕事は実は難しかった。ただ素早くても荷物が多くなるだけで、全く終わらなかった。職場の人がみんな優しく、とても楽しく元気に体験できた。(鈴木スポーツ 男子)
☆ お客さんに「頑張って」と励ましてもらったり、従業員の皆さんにもたくさん声をかけてもらえてうれしかった。一つの仕事が終わってもすぐに次の仕事が回ってきて大変だった。常にお客様に対する感謝を忘れずに接客をすることを学んだ。ほとんどの仕事が人と関わる仕事なので、丁寧な言葉遣い、コミュニケーション、意欲を持つことが大切だと分かった。(イトーヨーカドー アリオ葛西店 男子)
☆ 仕事をくださったときは信用されているんだなあと嬉しかった。園児たちとはいつも笑顔で接し、悪い事をしたら真剣に叱るということを学んだ。そして言葉遣いは、どんな場面でも通じることなので気を付けていかなくてはいけないと思った。(浄興幼稚園 男子)
☆ いつでも笑顔で挨拶をすることがとても重要だと学んだ。ダメなことは注意し、よいところはしっかりとほめること、なるべくしゃがんで小さいこと目の高さを合わせて話をすることなどが大切だと気づいた。(江戸川二丁目保育園 男子)
☆ 札勘という、お金を素早く数えることがとても楽しかった。融資課や渉外の仕事など、学校とは違う難しい勉強は理解しきれなかった。勉強することはとても多かった。常にお客様には、文句も言わず笑顔でいること、TPOに合うように服装を整えておくことが大切だと学んだ。仕事は楽しみを見出してやれると、長続きすると教えてもらった。これからは先を考えて、どうすれば人の役に立てるかを考えていけるようになりたい。(りそな銀行 男子)
☆ 仕事はわからないままにしないこと、失敗から成長ができることを教えてもらった。また、自分がされてうれしいことをお客様にしてあげること、優しく柔軟に対応すること、感謝の気持ちを忘れないことを学んだ。(すし 銚子丸 みずえ店 女子)