2学年だより
- 公開日
- 2018/12/04
- 更新日
- 2018/12/04
お知らせ
鎌倉最高!!と思えた一日
班行動での鎌倉遠足は、最高のコンディションの中、無事に終わりました。個人的には寒いと嫌だなあと思っていたのですが、お日様が出てくれたおかげで、風もなく、のんびりとできる陽気で、幸せな感じでした。忘れ物もなく出発できたのかといえば、班面接ではあんなにきちんとしていたのに、この日の朝一之江駅でチェックしようとした時、校章やクラス章がない人が3名もいてちょっとびっくりしました。残念ながらお約束通り、取りに戻ってもらいました。全員が無事通過したころ、都営線もラッシュの始まりで、普段混雑した乗り物を避けてきた者としては、結構つらいものがありました。世の中の大人の多くは、朝晩こんな満員電車に揺られながら、家族のために頑張っているのよ、と応援したくなりました。
総武線も東京駅からは急にすいたので、座ることができました。久しぶりのちょっとの遠出にわくわくしました。みんなも同じ思いかなあと考えながら、久しぶりの鎌倉がより楽しみになりました。最初は北鎌倉の円覚寺ですが、電車の中から見えるほど近くて大きくて立派でした。早朝にもかかわらず、観光客が大勢来ていました。北鎌倉で下車すれば寄らずにはいられないスポットの一つですよね。寄りたいのを我慢して今回はお仕事なので、鎌倉へ向かいました。江ノ電は相変わらず鎌倉のマスコット的な存在で、自分が乗ったのは古いタイプの電車で、それはもう鎌倉の歴史とともに歩んできたような貫禄でした。
自分は長谷寺が以前からお気に入りでしたが、相変わらず癒しスポットの一つに変わりありませんでした。紅葉が見ごろかと期待していたのですが、長谷寺はまだ黄色でした。ここでは鎌倉唯一の紅葉のライトアップとしても有名なところだけにちょっと残念でした。ゆっくりと一回りをし、この日最高の景色を見晴台からは眺めることができました。一休みできるベンチも充実しているので、私たちのようなお仕事をしている人にも優しいところです。ここでは精進饅頭と言って、野菜や豆のたっぷり入ったほくほくのお饅頭があり、思わずいただくことにしました。体も心も温まり、またまた幸せなひと時でした。数組の班にも会い、まだまだ遠足は始まったばかり、とみんなしっかりとわかっている様子で一安心。ここまで来たらやはり大仏も見なくては、と高徳院へ向かいました。時間の経過とともに外国人観光客が急増しました。ここから鎌倉へはバスに乗ることにしました。街並みを眺めながら、鎌倉の雰囲気をじっくりと味わえます。昼食には「生シラス」が今日はとれていますというので、即決。やっぱりこれぞ「湘南の味」。東京ではまずお目にかかれないし、味わえません。なぜなら鮮度が命だからです!!小町通りを歩いているとみんなにやっと会えました。そして鎌倉といえば鶴岡八幡宮も外せません。なんだか生徒諸君は屋台のタンステーキが気になってしょうがない様子でしたね。その先に行ってお参りをしてきてくださいよ。鳩のおみくじで見事大吉。ご機嫌もよくなり、ちょっと一休みしながらのチェックポイントのお仕事。しかしここでまた様々なことが!!「しおりがない」「上着を忘れた」という人たちが続出。ただの不注意なのか、本当に舞いあがっていたのか、ぼんやりしていたのかよくわかりませんが、もう少し緊張感があってもいいのでは、と思える出来事でした。いよいよ帰路はお土産を手に最後の鎌倉チェックでした。ほとんどの班が時間通りに活動し、チェック時間が大幅に遅れることもなく行動していることにほっとしました。これも班面接の成果の一つかもしれませんね。帰りはラッシュ前で一安心。一之江駅に着くと、時間通りに行動しているため、チェックが混雑してしまいました。しかし、こういう時にはいつも卒業生が声をかけてくれて、お手伝いをしてくれます。みんなに貸し出した携帯電話を整理してくれていました。とっても嬉しい光景ですよね。これは結構誇れる瑞中名物かな、と思いました。
何はともあれいろいろな思い出をたっぷり持ち帰った遠足になりました。また反省や課題も見えてきました。そこからステップアップしていきましょう。次は来年の修学旅行です。さらに楽しく班行動ができ、たくさんの学びがありますように、と今現在「鎌倉に行ってきました新聞」作成中です。