学年末考査も終わり、２年生も残すところわずかとなってきました。（２年生としての登校日数は残り１４日です。）その間には合唱コンク−ル、作品展示会、卒業式、球技大会と行事も目白押しです。前回も書きましたが一つ一つの行事にぜひ前向きに取り組んでみて下さい。色々なことが得られるはずですよ。
　そして２年生としてのまとめの時期にもなっています。もちろん一番は学習です。昨日都立高校の発表がありました。３年生の中には発表を見に行くのに、それこそ顔面蒼白の状態で高校に出かけていく生徒もいました。多くの生徒が嬉しそうな表情で職員室へ合格の報告に来てくれました。努力が報われて良かったと思います。来年は皆の番です。過ぎてみればあっという間に感じるかもしれませんが、それまでにたくさん努力し、考え、悩むことをしなくてはなりません。その中でも努力するということは続けることが大事です。試験前にあわてて勉強をする。もちろんやらなかったり、いい加減にやるより、あわててでも勉強した人の方が努力したことに違いはありませんが、やはり毎日積み重ねて努力した方が圧倒的に効果はあります。
　継続は力なり。まさにその通りです。オリンピックの選手はそれこそ、たった１日、１回の競技のために４年間努力を続けています。皆はこれからまず１年間努力を続けていかなくてはなりません。そして自分の将来がかかっているという点ではオリンピック選手と同じ重さがあると思います。多くの人が助けてくれたり支えてくれると思いますが、自分の道を切り開くのはあくまでも自分の努力しかありません。今日から、そして来年の卒業式を終えるまで中学生として最大限の努力をしてほしいと思います。


●進路説明会があります

　本日進路説明会・保護者会のお知らせを配りました。３月２０日（火）に保護者も一緒に入試のこと（そもそも入試とは、高校の種類、入試の形態、受験に大切なこと、そして今年度の入試の様子ｅｔｃ）を説明します。左にも書きましたが、もうみんなに直前に迫っている大事なことです。知らないと損をすることばかりです。スポ−ツでル−ルを知らないで大会に参加するようなものです。一年間しっかり準備をして取り組むためにも、自分の進路を考えるためにも大事な一歩目です。なんとかなる、誰かが教えてくれるだろう、親や先生達が助けてくれるだろう…などという甘い考えは禁物です。『先んずれば人を制す』という諺（ことわざ）もあります。まずは多くの情報を得て、その中から大事なこと、自分に関わることを選択する能力を身につけていくことが受験には大切です。