学校日記

3学年だより

公開日
2017/02/11
更新日
2017/02/11

お知らせ

★もうすぐ春です★
 2月3日の節分、4日の立春を迎え、日一日春に近づいています。「春は名のみの風の寒さや」という一文を思い出しませんか。2月は「逃げる」3月は「去る」といわれるように、これからの二か月は瞬く間に過ぎていくのです。それはまさに卒業=義務教育修了へのカウントダウンなのです。中学校生活は小学校の半分の3年間しかありませんでしたが、密度の濃い時間を過ごすことができましたか。
今、卒業文集の原稿を書き始めたところです。仲間のこと、部活動のこと、行事のこと、勉強のこと、進路のこと等、書ききれないほど思い出がいっぱいある反面、もしかするとすっきりしない思いを残したこともたくさんあると思います。でもみんながすごした3年間は決して消えることのない歴史の中の一コマになっているのです。来年70周年を迎える瑞江中学校の一部に存在したということです。
昔を振り返ったときに、人はよく「あの頃は良かった」と思いがちですが、それは今がよくないということではありません。今があるのはあの時を経たからだということです。ひとは、楽しい思い出ばかりで生きてはいけません。辛いこと、苦しいこと、悲しいことがあるからこそ、楽しいこと、幸せなこと、喜びを何倍にも増大して感じることができるのですから。そしてまだみんなはやっと15歳になったところです。人生80年を超えた今、まだまだひよこのような状態です。でも、この進路選択でたくさん悩み、苦しみ、緊張と闘った大きな壁、これが今後のみんなを支え、自信を持たせてくれることになるはずです。本当の春はもうすぐです。
さて、早起きでもして、朝日を見てみませんか。冬の日の出は空気が冷たく、澄んでいるせいか、とても神々しく美しい朝日色をしています。思わず「今日も一日いい日に違いない」と思わせてくれます。きっとパワーをもらえるはずです。今大切なことは、受験に備えて、体内時計を早寝・早起きに調整しておきましょう。そして睡眠と栄養は今以上に意識してしっかり蓄えておきたいものです。早朝の冷気で眠気すっきり、気が引き締まること間違いありません。一日一日を今まで以上に大切に過ごしましょう。そして残りの中学校生活と、将来をかけた受験にも悔いなく挑戦できるように心と体を整えましょう。

★ インフルエンザには勝てず ★
なんと三年生がここにきて。インフルエンザに勝てずにいます。今週になってから、学年136名のうち毎日20名前後がインフルエンザと診断され、出席停止を申し渡されました。また発熱等の体調不良を訴えている生徒も10名ほどおり、もはや「自分は大丈夫」とは言っていられない状況です。
予防接種をしていても発症はします。予防接種をしていたから軽く済んだ人もいます。あとは自分でさらに予防に努めることです。何度も呼びかけていますが、手洗い、うがい、マスク着用にもっと気を遣ってほしいと思います。都内私立高校入試を控えていることもあり、学校は時間短縮での登下校を行わざるを得ない状況です。体を休め、病気を取り込まないための措置であることを認識し、悔いのない受験を迎えてほしいと思います。自分に絶対に負けないという強い気持ちを失わないでください。みんなが苦しみながらも、応援し合っています。

★ 作品展示会 ★
今年から作品展示会と名称が変わりましたが、内容は例年通りです。三年生は修学旅行で絵付けをした作品(多くの人が自分の作品のことを忘れていると思います)美術のスクラッチ絵皿、技術の文鎮、砂時計等日々の学習成果が展示されました。下級生の作品を見て、懐かしいと思い出した人もいますよね。インフルエンザの猛威の中、下級生に手伝ってもらい、何とか出品作業を済ますことができました。多くの人の助けを借りて、行事が成り立ち、成功していることを改めて実感しました。瑞江中の誇れる伝統の一つですね。