学校日記

山滴る(やましたたる)

公開日
2013/07/23
更新日
2013/07/23

校長室

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 山滴る(やましたたる)夏山が青葉でみずみずしい季節になり、夏休みが始まりました。
 夏の土用 (7月20日頃〜8月6日頃)の期間は、ちょうど大暑の少し前から終わりまでの「暑中」にあたり、最も気温の上がる暑い日が続きます。ことしは、35度を超える猛暑日が7月上旬に続きましたが、今は夏らしい暑さに戻りました。この土用の間の丑の日は「うの字」のつくものを食べる習慣があります。うどん・梅干・うり・うなぎなど、地域によってさまざまですが、いずれも夏の疲労をとり、夏痩せを防ぐというのが目的のようです。また、梅干の土用干しも、この頃の風物詩です。
 さて、今年から四中の教育目標をしっかりと理解し、生徒全員がいつでも言えるように「よく学び 心豊かに たくましく」と少し短い言葉に改めました。この言葉の中で特に、「心豊かに」の部分は、毎日の学校生活を送るうえで、最も大切にしているところです。
 これを受けて、みなさんは、この一学期、豊かな心をはぐくむさまざまなことに取り組みました。
 まず、6月の運動会では、3年生を中心に四色の団がそれぞれ素晴らしいチームワークを発揮し、全員が全力を尽くした思い出に残る運動会になりました。特に、3年生は修学旅行後の疲れも見せずに、先頭に立って練習に取り組み、第57回運動会を立派に成功させました。
 また、先日のボランティア清掃は、生徒会の呼びかけに300人近くの生徒が参加しました。中でも最も参加数が多かったのは2年生です。昨年から今の2学年は積極的に参加してくれていて、とてもうれしく思います。学校には、町内のお祭りや地域の運動会、江戸川区内のイベントなど、ボランティアへの協力依頼が来ています。みなさん一人一人が積極的に参加してほしいと思います。
 思いやりの心をもって、社会に役立つ人になることはとても素晴らしいことです。先日、そのことを実行してくれた四中生がいます。1年1組の大谷さんと1年4組の高木さんです。この二人は、道に倒れていた男性が助けを求めていたところに出会い、近くの病院まで走って救急車を要請し、人命の救助を行いました。そこで、この素晴らしい行動に対して、のちほど、江戸川消防署から感謝状が贈られました。
みなさんも、1学期のできごとを振り返り、これからも、思いやりの心をもち、自ら行動できる四中生になってほしいと思います。
1ケ月以上の長い夏休みが始まりました。健康と安全に気をつけ、有意義な夏休みを過ごし、また新学期、元気にみなさんに会いたいと思います。