・ご飯
・酢豚
・中華風コーンスープ
・オレンジ

初登場の酢豚は、中華料理の代表とも言える、ポピュラーな献立ですが、すべての食材を油通しをするため、給食では作ることが難しい献立でもあります。
なぜなら、料理屋ではさっと油通しをして、調味料に合わせたらすぐにテーブルに運ばれてきます。
給食では揚げる量も大量で、使う油もとても多いので、やりすぎると油っぽくなってしまいますし、みなさんが給食を食べるまで、時間がたってしまいます。
そこで、小さく乱切りにした野菜の中でも、にんじん、たけのこ、しいたけ、ピーマンは野菜の臭みがなくなるまでゆでておきます。
玉ねぎ、じゃがいもはさっと素揚げにし、下味をつけた肉は片栗粉をまぶして揚げます。
その時に、食材ごとにざるにあげて油をよくきっておきます。
すると、玉ねぎは油と一緒に余計な水分がきれて、調理がしやすくなります。
油通しをしなかった食材は、作っておいたタレと煮て温度をしっかり上げます。
最後にすべての食材を合わせてできあがりです。
甘さの中に、ほんのり酸味が感じられる、食べやすい味にしあげました。
いかがでしたか？

スープは中華風コーンスープです。
きれいに散らした玉子が、全体のバランスを整えてくれています。
デザートのオレンジも口直しにぴったりでした。
たくさん食べて、今週も頑張りましょう。