・煮込みうどん
・じゃがいものそぼろ煮
・草団子

今日の草団子に使われているよもぎは、全国各地の土手や河原に生息しています。
よもぎ餅の緑色を出す食材として知られています。
食用とするのは若い芽で、それが採れる美味しい時期は３月から５月頃までの春です。
独特の香りがあり、お灸のもぐさとしても有名です。
古くから食用だけでなく、それ以上に生薬として漢方では食べる、飲む、浸ける、香りをかぐ、もぐさににするなど、万能薬としてちんちょうされてきました。
そう言う事から、ヨモギは日本のハーブと言えます。
白玉粉と上新粉によもぎをまぜてねりますが、ここが調理師の腕の見せ所です。
力を込めて粉をねるときに、まだまだかたくて粉っぽいと思って水分を入れすぎるとやわらかくなってしまって、ゆでたらとけてしまうこともあります。
我慢して、じっくりまぜてかたさを見極めることが必要です。
経験もありますが、少し固いぐらいのねりあがりがちょうどよい固さです。
丸めてからゆでますが、ゆであがった団子にきな粉をたっぷりまぶしてできあがりです。

今日のじゃがいもは新物です。
煮くずれしにくく、じゃがいもの香りが楽しめます。
久しぶりのうどんもだしがよく出ていて、とてもおいしくできあがりました。